ＳＫ−ロッテ(釜山・社稷)は雨天中止。
キア ５−１０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ホン・サンサム ２勝１敗 （敗）ロペス １勝７敗１Ｓ
（本塁打） トゥサン ： チェ・ジュンソク １２号、ソン・シホン ５号、キム・ドンジュ １１号
トゥサンは1回裏、キアの先発ロペスから5番チェ・ジュンソクの3ラン、7番ソン・シホンの2ランで5点を先制し、3回裏4番キム・ドンジュの本塁打でロペスをノックアウトした。トゥサンはこの回代わったキアの2番手アン・ヨンミョンから8番ヤン・ウィジ、1番イ・ジョンウクのタイムリーで9−0と大量リードを奪った。キアは4回表、トゥサンの先発ホン・サンサムから8番チャ・イルモクのタイムリーで1点、6回表7番アン・チホン、2番キム・ソンビンのタイムリーで3点を返した。トゥサンも6回裏キアの3番手パク・ソンホからキム・ドンジュのタイムリーで1点を追加した。
トゥサンは6回途中から高卒新人チョン・デヒョン、コ・チャンソンの継投で無失点に抑えてきたが、キアは9回表トゥサンの4番手チョン・ジェフンから4番チェ・ヒィソプのタイムリーで1点を返したものの、反撃もここまでで2位トゥサンが快勝した。6回途中まで4失点とあまりよい内容ではなかったが、打線の援護に恵まれたホン・サンサムが2勝目。打線ではチェ・ジュンソクが1本塁打3打点と活躍。5位キアはロペスが3回途中6失点でノックアウトされ、2009年の王者は泥沼の7連敗となった。また復活したばかりの大砲キム・サンヒョンが足の負傷で交代するなど、暗い話題ばかりが続いた。
サムソン ８−５ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）クルセタ ５勝８敗 （敗）バーンサイド ６勝７敗
（本塁打） サムソン ： パク・ソンミン ６号、チェ・テイン ８号
サムソンは1回表、ネクセンの先発バーンサイド(元読売)から4番チェ・テインの内野ゴロの間に1点を先制し、ネクセンは2回裏、サムソンの先発クルセタから7番カン・ジョンホのタイムリー、8番ユ・ソンジョンの犠牲フライで2−1と逆転した。サムソンは3回表6番シン・ミョンチョルのタイムリーで2−2の同点に追いつき、4回表3番パク・ソンミンの3ランで勝ち越した。なおこの際バーンサイドは審判に暴言を吐いたとして退場となった。サムソンはこの回、代わったネクセンの2番手ペ・ヒムチャンから4番チェ・テインの本塁打で1点を追加した。サムソンは5回表9番イ・ヨンウクの内野ゴロの間に1点を追加し、ネクセンはその裏3番カン・ビョンシクのタイムリーで1点を返した。
ネクセンは7回裏、サムソンの2番手アン・ジマンから4番ユ・ソンジョンの内野ゴロの間に1点を返し、サムソンは8回表ネクセンの3番手オ・ジェヨンから代打チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは9回裏、サムソンの3番手クォン・オジュンから代打オ・ジェイルのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで3位サムソンが3連勝となり、混戦の3位争いで一歩抜け出した。6回を3失点に抑えたクルセタが5勝目。打線では2番チョ・ドンチャンが4安打と活躍。7位ネクセンは先発バーンサイドが4回途中5失点で降板したこともあり、主導権を握れず連勝が4で止まった。打線では1番チャン・ギヨンが3安打と活躍。
ＬＧ １３−８ ハンファ (大田)
（勝）オ・サンミン １勝１敗 （敗）デポーラ ２勝７敗２Ｓ
（本塁打） ハンファ ： キム・テワン ９号、チェ・ジンヘン ２１号
ＬＧは1回表、ハンファの先発ヤン・スンジンから4番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)、7番チョ・インソン、9番クォン・ヨングァンのタイムリーや相手のエラーなどの間に5点を先制した。ハンファは1回裏、ＬＧの先発キム・グァンサムから3番キム・テワンの3ラン、6番ソン・グァンミンのタイムリーで5−5の同点に追いついた。ＬＧは3回表ハンファの2番手デポーラからチョ・インソンのタイムリーで1点を勝ち越し、4回表イ・ビョンギュ(背番号9)のタイムリーで1点を追加した。ハンファはその裏、ＬＧの2番手オ・サンミンから代打チョン・ヒョンソクの犠牲フライで1点を返した。
ＬＧは5回表1番イ・デヒョン、3番イ・テックン、イ・ビョンギュ(背番号9)のタイムリーで3点を追加し、ハンファもその裏4番チェ・ジンヘンの本塁打王争い単独トップとなる21号ソロで1点を返した。ハンファは7回裏ＬＧの4番手イ・サンヨルから5番チャン・ソンホのタイムリーで1点を返し、8−10と2点差に迫った。6位ＬＧは9回表ハンファの6番手ヤン・フン、7番手パク・チョンジンから9番クォン・ヨングァン、イ・ビョンギュ(背番号9)のタイムリーで3点を追加し、最後は守護神岡本(元埼玉西武)が抑えラン打線を制した。
ＬＧは先発キム・グァンサムが4回途中で降板したが、このあと5人の継投策でしのいだ。打線ではイ・ビョンギュ(背番号9)が4安打5打点と活躍。最下位ハンファは先発ヤン・スンジンが1回で降板してしまい、2番手デポーラも安定感を欠き5点を失うなど投手陣が弱く、これで5連敗となった。
