ＳＫ ９−６ トゥサン (ソウル・蚕室)
（勝）門倉 ５勝 （セーブ）イ・スンホ ８Ｓ （敗）キム・ソヌ ２勝２敗
ＳＫは1回表、トゥサンの先発キム・ソヌから3番パク・チェホン、4番パク・チョングォン、7番パク・キョンワン、9番イム・フンのタイムリーで5点を先制し、3回表イム・フンへの押し出しの四球、1番チョン・グヌの併殺打の間に2点を追加した。トゥサンは3回裏、ＳＫの先発コ・ヒョジュンから2番オ・ジェウォン、3番コ・ヨンミン、4番キム・ヒョンスのタイムリーで3点、4回裏ＳＫの2番手門倉(元読売)から1番イ・ジョンウク、オ・ジェウォンのタイムリーで3点を返し、6−7と1点差に迫った。ＳＫは5回表、トゥサンの4番手チ・スンミンから代打キム・ジェヒョンのタイムリーで2点を追加した。
門倉はロングリリーフで5回以降無失点に抑え、ＳＫは6回以降トゥサンの5番手キム・スンフェから追加点を奪えなかったが、9回は3番手イ・スンホが抑え7連勝で首位の座を守った。4回途中までしかもたなかった先発コ・ヒョジュンに代わり、ノーゲームとなった21日のトゥサン戦の先発だったため、4回途中から8回までロングリリーフで活躍した門倉が開幕5連勝で、最多勝争いトップに立った。打線ではナ・ジュファンが3安打と活躍。またパク・チェホンは、1回表の2塁打でプロ15年目にして史上7人目となる通算300本目の2塁打を達成。一方2位トゥサンはキム・ソヌが3回までに7失点と打ち込まれ、打線の反撃も及ばず3連敗で、首位ＳＫとの差が開いた。打線ではオ・ジェウォンが3安打2打点と活躍。
(5回表、代打キム・ジェヒョンがダメ押しの2点タイムリーを打つ。)
ハンファ ６−１ サムソン (大邱)
（勝）リュ・ヒョンジン ４勝 （敗）クルセタ ２勝３敗
（本塁打） ハンファ ： チョン・ヒョンテ １号、イ・デス ２号
サムソンは1回裏、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから3番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制し、ハンファは3回表、サムソンの先発クルセタから2番チョン・グンピョのタイムリー、3番チョン・ウォンソクの犠牲フライで3−1と逆転し、5回表7番チョン・ヒョンテのプロ6年目にしての初打点となる初本塁打で1点を追加した。リュ・ヒョンジンは2回以降三振を次々に奪う好投を見せ、打線も9回表サムソンの3番手オ・スンファンから9番イ・デスの2ランでダメを押した。
最後は新外国人の2番手デポーラが抑え、6位ハンファはエースのリュ・ヒョンジンの好投もあって快勝し、連敗を3で止めた。リュ・ヒョンジンは8回を1失点に抑え、奪三振10個の力投で開幕4連勝。3位サムソンはクルセタが5回を4失点と結果を残せず、最近3連敗で調子を落としていて、打線もわずか4安打に抑えられ、6連勝となった4位ＬＧに肉薄されている。
ＬＧ ３−１ ネクセン (ソウル・木洞)
（勝）ポン・ジュングン ２勝２敗 （セーブ）岡本 １勝５Ｓ （敗）キム・ソンヒョン ２敗１Ｓ
（本塁打） ＬＧ ： イ・ビョンギュ １号
ネクセンは1回裏、ＬＧの先発ポン・ジュングンから3番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を先制したが、その後打線がつながらず追加点を奪えない。するとＬＧは5回表、ネクセンの先発キム・ソンヒョンから5番パク・ヨンテクのタイムリーで1−1の同点に追いつくと、代わったネクセンの2番手ソン・シニョンから8番オ・ジファンのタイムリーで2−1と逆転した。さらに6回表、ネクセンの3番手オ・ジェヨンから2番イ・ビョンギュ(背番号24)の本塁打で1点を追加した。ネクセンはイ・ボグン、ソン・スンナクなどが好投し追加点を与えなかった。
しかしＬＧは8回以降イ・ドンヒョン、新外国人岡本(元埼玉西武)の継投で相手の反撃を断ち、逆転勝ちで6連勝とし、4位ながらも3位サムソンに肉薄している。7回を1失点に抑えたポン・ジュングンは2勝目。最下位ネクセンはわずか3安打に抑えられ、4失策と守備のほころびも目立ち、上位進出のきっかけがなかなか見えてこない。
(始球式をつとめた女性芸能人チャン・ヨンナンに抱きつくネクセンの人気マスコットのトクトリ。)
キア １−４ ロッテ (釜山・社稷)
（勝）イ・ミョンウ １勝２敗 （敗）ライト １敗
（本塁打） キア ： チェ・ヒィソプ ３号 ロッテ ： カン・ミンホ ３号
ロッテは2回裏、キアの先発の新外国人ライトから1番キム・ジュチャンの内野ゴロの間に1点を先制し、3回裏7番パク・チョンユンへの押し出しの四球で1点、4回裏ライトの暴投で1点を追加した。ロッテの先発イ・ミョンウは1回表のピンチをしのぐと、2回以降はチャンスを作らせないが、キアは7回表5番チェ・ヒィソプの2試合連続本塁打で1点を返した。ロッテは8回裏、キアの3番手イ・ドンヒョンから6番カン・ミンホの本塁打で貴重な1点を追加した。
イ・ミョンウは9回表2死まで投げ、最後の1人は2番手カン・ヨンシクが抑え、ロッテが快勝しハンファとの同率6位を守った。完投こそ逃したが、好投を続けた左腕イ・ミョンウは2004年以来6年ぶりの勝利。新外国人ライトが4回3失点と期待はずれだった5位キアは、わずか6安打に抑えられてしまい完敗を喫した。
