米国・ハワイ州オアフ島でキャンプ中の2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表は韓国時間24日(現地時間23日)、セントラルオアフ地域公園でハンファとの3度目の練習試合を実施した。韓国代表の先発ユン・ソンミン(キア)は2回を無失点に抑えたが、ハンファの先発ユ・ウォンサンは3回を無失点と好投した。ハンファは4回裏韓国代表の2番手ポン・ジュングン(LG)からエラーもあり1点を先制し、ファン・ジェギュ、ヤン・スンジン、チョン・デフンなども好投し、韓国代表を無得点に抑え続ける。
韓国代表は5回以降ファン・ドゥソン(ヒーローズ)、イ・スンホ(SK)、チョン・ヒョヌク、チャン・ウォンサム(ヒーローズ)が1回ずつ投げ、これ以上の失点を許さない。韓国代表は敗色濃厚だった9回表2死から、チョン・グヌ(SK)のタイムリーで1−1の同点に追いついたが勝ち越せず、最後はオ・スンファン(サムソン)が抑え引き分けとなった。これで韓国代表はハンファとの練習試合で2勝1分けとなり、初めて勝つことができなかった。WBC公式球に慣れてなかった投手陣は1失点に抑えたが、打線では調子の上がらないイ・デホ(ロッテ)が3三振と不安を残し、わずか1点しか奪えなかった。その中でも同点タイムリーを打ったチョン・グヌとイ・ジニョン(LG)は2安打ずつと活躍した。