ロッテは24日、マ・ヘヨン内野手(38)など4名の選手を自由契約選手として放出した。
かつてロッテの主砲として活躍したマ・ヘヨンは、2007年限りでLGを放出され、今季はかつての名声を捨てて2000年まで在籍した古巣ロッテの入団テストを受け、年俸も格安の5000万ウォンで契約した。しかし結果を残すことはできず、主に代打で出場したが32試合で打率.153、2本塁打、8打点の成績に終わり、6月下旬2軍落ちするとそれ以降1軍出場はなかった。だが8月3日のオールスター戦には、東軍の指名打者ファン投票1位で選出され先発出場すると、3打点をあげる活躍を見せファンを喜ばせた。
2009年には39歳となるマ・ヘヨンに対して、シーズン中にロッテのロイスター監督が引退勧告をしたが、本人がこれを拒絶した。2000年に首位打者に輝くなど、通算260本塁打の輝かしい実績を持つ長距離砲だが、サムソンからキアに移籍した2004年以降成績が急降下していることもあり、国内で獲得に乗り出す球団はまずないと思われる。かつて主砲として活躍したこともあり、いまだにロッテファンの間で根強い人気があるマ・ヘヨンは、故郷の釜山を本拠地とするロッテで現役最後の花道を飾るかに思われたが、今のところそれはかなえられそうもない。プロ14年間の通算成績は1501試合に出場、打率.294、1609安打、260本塁打、1003打点、46盗塁。
(文責 : ふるりん)