サムソン ２−１２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）レイ １勝 （敗）オバミュラー ６勝５敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・チェホン １２，１３号、イ・ジニョン ６号、パク・チョングォン ３号
首位ＳＫは2回裏サムソンの先発オバミュラー(元オリックス)から9番ナ・ジュファンのタイムリーで1点を先制し、3回裏4番パク・チェホンの2ランでリードを広げた。サムソンは4回表、韓国初先発となったＳＫの新外国人レイから8番ヒョン・ジェユンの犠牲フライなどで2点を返した。するとＳＫは4回裏1番イ・ジニョンの3ランでリードを広げた。ＳＫの勢いは止まらず、6回裏サムソンの2番手チョン・ビョンホから代打イ・ジェウォンのタイムリーで2点、7回裏サムソンの3番手キム・サンスから途中出場の1番パク・チョングォンの本塁打で2点、8回裏調整登板したサムソンの守護神オ・スンファンからパク・チェホンのこの試合2本目の本塁打で2点を追加した。
ＳＫは6回以降イ・スンホ、チョン・ウラム、チョ・ヨンミンの継投で相手に反撃を許さず、18安打4本塁打と打線の爆発で快勝した。5回を2失点に抑えたレイは韓国初勝利。打線ではイ・ジニョンが3安打1本塁打3打点、パク・チェホンが3安打2本塁打4打点と活躍。19日のトゥサン戦でキム・ソングン監督がユン・ギルヒョンの問題で自ら欠場を申し出て大敗したが、その悪い流れを断ち切るような快勝だった。サムソンは先発オバミュラーが5回途中6失点と打たれてしまい、リリーフ陣も打たれ3連敗で、ウリに勝った4位ハンファとのゲーム差が4に開き、上位進出は当分厳しくなった。
トゥサン １０−１ キア （光州）
（勝）キム・ミョンジェ ６勝２敗 （敗）リマ ３勝６敗
トゥサンは1回表キアの先発リマから4番キム・ドンジュの犠牲フライで1点を先制し、3回表キム・ドンジュの2打席連続の犠牲フライで1点、6回表8番チェ・サンビョンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの先発キム・ミョンジェは6回途中まで無失点に抑えると、この回のピンチをイ・ジェウがしのぎ、7回表打線が爆発しキアの2番手ヤン・ヒョンジョン、3番手イ・ドンヒョンから3番キム・ヒョンス、途中出場の5番オ・ジェウォン、6番チョン・ウォンソク、1番イ・ジョンウクのタイムリーなどで7点を追加した。
キアは8回裏トゥサンの4番手イム・テフンから4番イ・ジェジュの犠牲フライで1点を返すが、最後は守護神チョン・ジェフンが抑え、トゥサンが大勝した。リオスなき後のエースに成長しつつあるキム・ミョンジェは2006年5月以来のキア戦の連敗を5で止め、チーム最多の6勝目。打線ではキム・ヒョンスが3安打1打点と活躍。キアはリリーフ陣が大量失点し、わずか5安打に抑えられてしまった。
ロッテ ４−１ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）チェ・ヒャンナム ２勝１敗６Ｓ （敗）ウ・ギュミン １勝５敗１０Ｓ
（本塁打） ロッテ ： カン・ミンホ １２，１３号
ロッテは4回表ＬＧの先発ポン・ジュングンから5番カン・ミンホの本塁打で1点を先制し、ＬＧも5回裏ロッテの先発チャン・ウォンジュンから1番パク・ヨンテクのタイムリーで同点に追いつく。ポン・ジュングンは8回を1失点と好投したが、ロッテは6回以降キム・イリョプなどの継投で相手に得点を与えない。ＬＧは9回表のピンチを3番手オ・サンミン、4番手ウ・ギュミンでしのぎ、ロッテも4番手チェ・ヒャンナムの好投でサヨナラ勝ちを許さず、試合は延長に突入した。
ロッテは10回表ウ・ギュミンから無死2塁のチャンスを作り、2番キム・ジュチャンがバントを転がした際ウ・ギュミンが3塁へ悪送球し、2塁走者が生還し1点を勝ち越した。最後はチェ・ヒャンナムが抑えロッテが延長戦を制し、ゲーム差なしで並ぶ4位ハンファも勝ったが3位の座をキープした。正捕手カン・ミンホが3安打2本塁打3打点、チョ・ソンファンが3安打と活躍。一方最下位ＬＧは5連敗。
(2本塁打を打ち試合を決めたカン・ミンホ。)
ハンファ １３−２ ウリ （ソウル・木洞）
（勝）チェ・ヨンピル ４勝４敗 （敗）チョン・ジュンホ ２勝２敗３Ｓ
（本塁打） ハンファ ： クラーク １７号、キム・テワン １１，１２号、イ・ボムホ １１号
ハンファは1回表ウリの先発チョン・ジュンホから3番クラークの3ラン、8番の大卒新人イ・ヒィグンのタイムリーで4点を先制し、3回表6番キム・テワンの2ランでリードを広げた。ハンファ打線の勢いは止まらず、4回表ウリの2番手キム・ヨンミンから2番イ・ヨンウの犠牲フライ、5回表5番イ・ボムホのタイムリーで1点ずつを追加し、6回表ウリの3番手ペ・ヒムチャンからイ・ボムホ、キム・テワンの本塁打3本で11−0と試合を決めた。
ハンファの先発チェ・ヨンピルは6回途中で降板し、ウリは6回裏ハンファの2番手マ・ジョンギルから5番イ・スンヨンのタイムリーで1点を返したが、ハンファは7回表1点を追加した。ウリは7回裏1番チョン・ジュンホのタイムリーで1点を返したが、ハンファも8回表7番ハン・サンフンのタイムリーで1点を追加した。その後ユ・ウォンサン、キム・ヒョンミンなどの継投で相手の反撃を断ち、4位ハンファが18安打と打線の爆発で大勝し対ウリ戦の連勝を6に伸ばした。
今季長距離砲として成長したキム・テワンが、4安打2本塁打3打点と活躍し、大卒新人ながら先発マスクをかぶることが多いイ・ヒィグンも3安打1打点と活躍。7位ウリは投打ともにハンファに圧倒され、3連勝に失敗し最下位争いから抜け出せそうにもない。
