トゥサンの正捕手として活躍してきたホン・ソンフン(30)が、2008年シーズンの契約更改交渉最終日である1月31日になってもトゥサンと契約していないことが明らかになった。ホン・ソンフンは2007年シーズンは不振と故障により正捕手の座をチェ・サンビョンに譲り、オフには首脳陣からポジションの変更を打診され、捕手としての出場機会を求めてトレード志願を球団に出していた。
だが3億1000万ウォン(約3490万円)という高額年俸と、順調なら今季オフにFAを取得するため獲得に取り出す球団はなくトレードできなかっただけでなく契約更改にも至らず、現在日本・宮崎県で行われているトゥサンの海外キャンプにも参加していない。1月下旬になっていったんトゥサンと契約して他球団にトレードされるという話も出たが、結局実現しなかった。これによりホン・ソンフンは、野球協約により保留選手となり、前年の年俸の300分の1の25%分を日当として日割りで支給される形となった。ホン・ソンフンには30日に設立が発表された現代を投資会社が買収して誕生する新球団が熱い視線を送っているという話もあり、今後の動向が注目される。
(文責:ふるりん)