ロッテは21日、パク・ヒョンスン内野手(35)などの主力選手と契約更改を行った。
パク・ヒョンスンは6000万ウォン(約670万円)増の年俸1億5000万ウォン(約1680万円)となり、プロ14年目にして初の1億ウォン(約1120万円)の大台に乗った。2007年は91試合に出場、打率.325、3本塁打、33打点、1盗塁と、打率.301、19本塁打を記録した1997年以来の好成績を残した。さらにFAを行使したわけでもないのに、異例の2年契約となった。今季もパク・ヒョンスンは、内野はショート以外ならどこでも守れるユーティリティープレイヤーとして重宝されると思われる。
ヨム・ジョンソク投手(34)は5000万ウォン(約560万円)減の年俸1億2000万ウォン(約1340万円)となった。2007年も生え抜きのベテランとして先発ローテーションを守ることが期待されたが、故障もあり7月以降は戦線離脱しほとんど登板できず、14試合で4勝8敗、防御率4.94の成績に終わった。
2007年米国マイナーリーグからロッテに移籍したがあまり期待にこたえられなかったチェ・ヒャンナム投手(36)は、現状維持の1億ウォンとなった。チェ・ヒャンナムは1990年高校卒業後にヘテへ入団し、その後LG、キアなどで活躍し、通算49勝を記録しているベテラン右腕である。2007年は序盤好投したが勝ち星に恵まれなかったものの、夏場以降は打たれるようになり好成績を残せなかった。24試合に登板し5勝12敗、防御率5.00の成績だった。