DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   パク・ヒョンスンなどと契約更改

 ロッテは21日、パク・ヒョンスン内野手(35)などの主力選手と契約更改を行った。
 パク・ヒョンスンは6000万ウォン(約670万円)増の年俸1億5000万ウォン(約1680万円)となり、プロ14年目にして初の1億ウォン(約1120万円)の大台に乗った。2007年は91試合に出場、打率.325、3本塁打、33打点、1盗塁と、打率.301、19本塁打を記録した1997年以来の好成績を残した。さらにFAを行使したわけでもないのに、異例の2年契約となった。今季もパク・ヒョンスンは、内野はショート以外ならどこでも守れるユーティリティープレイヤーとして重宝されると思われる。
 ヨム・ジョンソク投手(34)は5000万ウォン(約560万円)減の年俸1億2000万ウォン(約1340万円)となった。2007年も生え抜きのベテランとして先発ローテーションを守ることが期待されたが、故障もあり7月以降は戦線離脱しほとんど登板できず、14試合で4勝8敗、防御率4.94の成績に終わった。
 2007年米国マイナーリーグからロッテに移籍したがあまり期待にこたえられなかったチェ・ヒャンナム投手(36)は、現状維持の1億ウォンとなった。チェ・ヒャンナムは1990年高校卒業後にヘテへ入団し、その後LG、キアなどで活躍し、通算49勝を記録しているベテラン右腕である。2007年は序盤好投したが勝ち星に恵まれなかったものの、夏場以降は打たれるようになり好成績を残せなかった。24試合に登板し5勝12敗、防御率5.00の成績だった。