LGは21日、来季の新外国人として2006年から今季までの2年間サムソンに在籍したジェイミー・ブラウン投手(30、元阪神)と契約金3万ドル(約340万円)、年俸は27万ドル(約3050万円)の総額30万ドル(約3390万円)で契約した。ブラウンは今季30試合に登板し、12勝8敗、防御率3.33と先発陣の柱として活躍しチーム最多勝だったが、来季の外国人選手は野手とすることに決めたチームの構想から外れ、先日自由契約となっていた。韓国での2年間の通算成績は57試合に登板、23勝17敗、防御率3.01。
LGは今季サムソンから移籍してきた外国人投手ハリッカラと契約したが、期待を裏切りシーズン途中の7月に解雇されている。ブラウンはハリッカラの二の舞とならないことが期待される。また、今季ハリッカラの代わりに入団した外国人投手クリス・オクスプリング(元阪神、30)とは、契約金3万ドル、年俸30万ドルの総額33万ドル(約3730万円)で契約した。オクスプリングは今季14試合に登板し、4勝5敗、防御率3.24と勝ち星には恵まれなかったが、安定した投球内容だった。
なお日本プロ野球・福岡ダイエーでの実績から主砲として活躍が期待されたが、やや物足りない成績だったペドロ・バルデス(34)は、来季の外国人選手枠2人がブラウン、オクスプリングに決定したため今季限りで退団となった。今季の成績は116試合に出場、打率.283、13本塁打、72打点、4盗塁。
(文責:ふるりん)