台湾で開催中の第37回野球ワールドカップに参加中の韓国代表は18日、新荘でオーストラリアとの5位決定戦を行った。韓国は1回裏イ・スンホ(LG)が2点を先制されるが、3回以降チョ・ヨンフン(現代)、イ・ジョンミン(尚武、元ロッテ)の継投で追加点を許さない。韓国は6回表4番ナ・ジワン(檀国大、キア入団予定)のタイムリーで1点を返すと、満塁のチャンスでソン・シホン(尚武、元トゥサン)の走者一掃の3点タイムリー3塁打で4−2と逆転した。
韓国は8回表ソン・ジファン(キア)のタイムリーで1点を追加すると、ペ・ジャンホ、チャン・ウォンジュン(以上ロッテ)の継投で相手の反撃を断ち、5−2で勝利し5位を確定した。なお大会はアメリカが決勝でキューバに5−0で勝ち、1974年の第23回大会以来33年ぶり3度目の優勝を達成し、キューバの大会11連覇を阻止した。なお、この大会打率.417、2本塁打、9打点と活躍したソン・シホンは、韓国からただ1人大会のオールスターチームに選ばれた。