DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  北京五輪予選代表、キャンプ地沖縄で初の練習試合

 日本・沖縄県恩納村ボールパーク赤間でキャンプ中の北京五輪勧告代表チームは14日、沖縄での初の練習試合を常備軍と行った。常備軍は1回表、代表チームの先発リュ・ジェグク(デビルレイズ)からキム・ヒョンス(トゥサン)の内野ゴロの間に1点を先制した。代表チームは2回裏キム・ドンジュの本塁打で同点に追いつくと、3回裏イ・デヒョン(LG)のスクイズやチャン・ソンホ(キア)の内野ゴロで3−1と勝ち越した。リュ・ジェグクは4回で自責点0と好投した。
 常備軍は7回表キム・ガンミン(SK)のタイムリーで1点を返し、8回表チェ・サンビョン(トゥサン)のタイムリーで3−3の同点とした。さらにこの回オ・スンファン(サムソン)からキム・テワン(ハンファ)のタイムリーで4−3と逆転した。代表チームはその裏キム・ミンジェ(ハンファ)への押し出しの四球と、チン・ガビョン(サムソン)の内野ゴロの間に5−4と逆転した。常備軍は9回表チョン・デヒョン(SK)からハン・サンフン(ハンファ)のタイムリーで同点に追いつくと、試合は9回終了で5−5の引き分けとなった。
 これで代表チームは、常備軍との練習試合の成績を1勝2敗1分けとした。代表チームにはアジアシリーズに出場しまだ沖縄に到着していないイ・ビョンギュ(中日)が合流せず、SKの選手たちもアジアシリーズでの疲労を考慮しあまり出場させていないが、力の劣る常備軍相手に苦戦していることで、12月1日台湾で開幕する予選本番に向けて数多くの課題を残している。