ＬＧ ４−１２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）ロマノ ２勝１敗 （敗）ハリッカラ ２勝３敗
（本塁打） ＬＧ ： パク・ヨンテク ４号
ＳＫは1回裏ＬＧの先発ハリッカラから3番キム･ジェヒョン、5番チョン・グヌ、7番パク・キョンワンのタイムリーなどで4点を先制し、2回裏4番パク・チョングォン、6番パク・チェホン、8番チェ・ジョンのタイムリーで5点を追加し、ハリッカラをノックアウトした。ＬＧは6回表ＳＫの先発の新外国人ロマノ(元広島)から2番パク･ヨンテクの本塁打でやっと1点を返す。
ＳＫは7回裏ＬＧの2番手チョン・ジェボクからチェ・ジョンのタイムリーで2点を追加すると、代わった3番手キム・ジェヒョンから代打キム・ドンゴンのタイムリーでダメを押した。ＬＧは8回表ＳＫの2番手チョン・ウラムから代打パク・キョンスのタイムリーで2点、9回表ＳＫの3番手キム・ウォンヒョンから3番チョン・ウィユンのタイムリーで1点を返すが、反撃もここまでだった。
ＳＫは今季チーム初の先発全員安打の16安打と打線が大爆発し、1試合12得点は今季全球団最多となった。パク・チェホンが3安打1打点、チェ・ジョンが3安打3打点と活躍した。ＳＫはこれで4月は2位と2,5ゲーム差の首位で折り返し、最高のスタートとなった。一方ＬＧはエラー3つと自滅し大敗した。
サムソン ２−６ 現代 （水原）
（勝）チャン・ウォンサム １勝 （敗）ウィルソン １勝４敗
（本塁打） サムソン ： ヤン・ジュンヒョク ７号、シム・ジョンス ３号 現代 ： ブランボー ４号
現代は3回裏サムソンの先発の新外国人ウィルソンから2番キム・イルギョン、3番イ･スンヨンのタイムリー、4番ブランボー(元オリックス)の3ランで5点を先制し、5回裏サムソンの2番手クォン・ヒョクからブランボーの犠牲フライで1点を追加した。これまで何度か先発し防御率0点台ながら勝ち星のない現代の先発チャン･ウォンサムは、サムソン打線を完全に抑え8回無失点と好投した。
サムソンは9回表現代の2番手キム・ソンテから3番ヤン･ジュンヒョク、4番シム･ジョンスの連続本塁打で2点を返した。ヤン・ジュンヒョクはイ・デホ(ロッテ)を抜き、本塁打王争い単独トップにたった。だが反撃もここまでで最後は3番手ファン・ドゥソンが抑え、現代が2005,06年と韓国シリーズを連覇した王者サムソン相手に3連勝を決めた。現代はここ10試合7勝3敗と、開幕当初の不振から脱しチーム状態は上向きである。チャン・ウォンサムは好投がやっと報われ今季初勝利。サムソンはショートのパク・チンマンが2軍落ちするなど、戦力不足で投打ともに精彩を欠き、3連敗で2位のまま4月を終えた。
ロッテ ３−４ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ランデル ４勝 （セーブ）チョン・ジェフン ６Ｓ （敗）チャン・ウォンジュン ２勝２敗
（本塁打） トゥサン ： キム・ドンジュ ４号
トゥサンは1回裏ロッテの先発チャン･ウォンジュンから6番ホン・ソンフンが押し出しの四球を選び1点を先制すると、5回裏3番アン・ギョンヒョンの犠牲フライ、4番キム･ドンジュの本塁打、7番ユン・ジェグクのタイムリーで3点を追加した。今季好調のトゥサンの先発ランデル(元読売)は8回を無失点に抑えた。
ロッテは9回表トゥサンの2番手イム・テフンから途中出場のチョン・ボミョンのタイムリーで2点を返すと、変った守護神チョン･ジェフンから5番ホセのタイムリーで1点差に迫った。だがあと1本が出ずトゥサンが逃げ切った。ランデルは今季負けなしの4勝目で、レイボーン(ＳＫ、元広島)と並び最多勝争いトップタイとなった。今季好調のロッテのパク・ヒョンスンは、連続試合安打記録を17に伸ばした。
ハンファ ７−２ キア （光州）
（勝）リュ・ヒョンジン ３勝１敗 （敗）ヤン・ヒョンジョン ２敗
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン ５号、ハン・サンフン ２号 キア ： サットン ２号
ハンファは1回表キアの先発の高卒新人左腕ヤン･ヒョンジョンから4番キム･テギュンの場外3ランで先制し、ヤン・ヒョンジョンは1回を持たず降板する。キアは4回裏ハンファの先発リュ・ヒョンジンから4番サットンの本塁打で1点を返す。ハンファは6回表キアの3番手チン・ミンホから7番ハン・サンフンの3ランでダメを押したが、キアはその裏4番ホン・セワンのタイムリーで1点を返した。
ハンファは8回表キアの6番手チョン・ウォンから9番キム・ミンジェのタイムリーで1点を追加し、最後はヤン・フンが抑え連敗を3で止めた。リュ・ヒョンジンは8回まで投げ今季3勝目。キム・ミンジェが3安打と活躍し、主砲キム・テギュンの一発など久しぶりに打線が爆発した。
