DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ハリッカラ(元サムソン)と契約

 LGは21日、来季の外国人選手としてティム・ハリッカラ投手(35)と契約金7万5000ドル(約890万円)、年俸30万ドル(約3550万円)で契約したと発表した。右腕のハリッカラは2005年7月サムソンにシーズン途中入団し、先発ローテーションを守り3勝2敗の成績を残した。今季も先発の柱の1人として活躍し、23試合に出場、12勝7敗、防御率3.33とチームの勝ち頭として韓国シリーズ連覇にも貢献した。11月に発表されたサムソンの保留選手名簿に記載されたが、結局サムソンとは契約を結ばず来季はLGでプレーすることとなった。今季LGに途中入団し32試合に出場、中継ぎや先発として起用され2勝6敗2Sの成績を残したバディ・カーライル(29、元阪神)は米大リーグとマイナー契約して退団し、同じく途中入団で主に先発で11試合に出場、3勝4敗と期待にこたえられなかったライアン・ベロカー(29)は来季の契約が結ばれないこととなった。
 LGは先日FAを行使したパク・ミョンファン(元トゥサン)と4年最大40億ウォンの大型契約を結び、さらにハリッカラの獲得によって投手陣は大きく補強された。来季のもう1人の外国人選手は未定だが、FAで日本プロ野球・中日に移籍したイ・ビョンギュの穴を埋めるため野手となることが考えられる。 
 
(文責:ふるりん