LGは21日、来季の外国人選手としてティム・ハリッカラ投手(35)と契約金7万5000ドル(約890万円)、年俸30万ドル(約3550万円)で契約したと発表した。右腕のハリッカラは2005年7月サムソンにシーズン途中入団し、先発ローテーションを守り3勝2敗の成績を残した。今季も先発の柱の1人として活躍し、23試合に出場、12勝7敗、防御率3.33とチームの勝ち頭として韓国シリーズ連覇にも貢献した。11月に発表されたサムソンの保留選手名簿に記載されたが、結局サムソンとは契約を結ばず来季はLGでプレーすることとなった。今季LGに途中入団し32試合に出場、中継ぎや先発として起用され2勝6敗2Sの成績を残したバディ・カーライル(29、元阪神)は米大リーグとマイナー契約して退団し、同じく途中入団で主に先発で11試合に出場、3勝4敗と期待にこたえられなかったライアン・ベロカー(29)は来季の契約が結ばれないこととなった。
LGは先日FAを行使したパク・ミョンファン(元トゥサン)と4年最大40億ウォンの大型契約を結び、さらにハリッカラの獲得によって投手陣は大きく補強された。来季のもう1人の外国人選手は未定だが、FAで日本プロ野球・中日に移籍したイ・ビョンギュの穴を埋めるため野手となることが考えられる。
(文責:ふるりん)