KBO(韓国野球委員会)は20日、今季FA(自由契約紹介)となり前所属球団LGとの交渉が決裂したイ・ビョンギュ(32)に、NPB(日本プロ野球機構)より身分照会があった、と発表した。具体的な球団名は明かされていない。だが日本のマスコミでは中日などが交渉先として報じられている。現在イ・ビョンギュはアジア大会の代表合宿に参加中である。
イ・ビョンギュは1997年大学卒業後プロ入りし、その年126試合に出場、打率.305、7本塁打、69打点で首位打者を獲得した。その後1999−2001年、2005年に最多安打、2005年に首位打者のタイトルを獲得し、韓国を代表する左の外野手として活躍し続けた。守備力も高く近年盗塁数は減ったが、俊足ぶりは健在だ。今季は120試合に出場、打率.297、7本塁打、55打点、3盗塁。通算成績は1164試合に出場、打率.312、1435安打、123本塁打、684打点、134盗塁。
(文責:ふるりん)