DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

 マ・ヘヨン、チェ・サンドクらを放出

 今季球団史上初の最下位に低迷したLGは、マ・ヘヨン(36)、チェ・サンドク(35)など6名の選手を放出することを発表した。彼らは11月25日発表予定の各球団の来季の保留選手名簿に掲載されない。また、キム・インシク2軍監督ら一部首脳陣が来季契約を更新されないことも発表された。
 マ・ヘヨンとチェ・サンドクは昨年11月キアとの3対3の大型トレードでLGへ移籍した。マ・ヘヨンは主砲としての期待を受けたが、今季80試合の出場、打率.270、5本塁打、28打点の成績に終わり期待を裏切り、8月以降はずっと2軍暮らしで、ロッテ、サムソン時代の姿を取り戻せなかった。2003年オフFAでキアへ移籍したとき4年総額28億ウォンの大型契約を結んだが、期待に見合う成績を残せず首脳陣と衝突し、LGへトレードされてしまった。契約期間を1年残しての放出のため4億ウォン(約4940万円)の高額年俸をLGが一部負担して他球団へ移籍することが考えられる。また来季マ・ヘヨンの獲得を希望する球団がなかった場合は、マ・ヘヨンの年俸をLGが全額負担しなくてはならない。
 チェ・サンドクは先発ローテーション入りが期待され開幕投手も任されたが、故障などもあり今季は9試合に出場、2勝5敗、防御率4.80の成績に終わり、キア時代にエースとして活躍した姿を取り戻せなかった。


(文責:ふるりん