今季球団史上初の最下位に低迷したLGは、マ・ヘヨン(36)、チェ・サンドク(35)など6名の選手を放出することを発表した。彼らは11月25日発表予定の各球団の来季の保留選手名簿に掲載されない。また、キム・インシク2軍監督ら一部首脳陣が来季契約を更新されないことも発表された。
マ・ヘヨンとチェ・サンドクは昨年11月キアとの3対3の大型トレードでLGへ移籍した。マ・ヘヨンは主砲としての期待を受けたが、今季80試合の出場、打率.270、5本塁打、28打点の成績に終わり期待を裏切り、8月以降はずっと2軍暮らしで、ロッテ、サムソン時代の姿を取り戻せなかった。2003年オフFAでキアへ移籍したとき4年総額28億ウォンの大型契約を結んだが、期待に見合う成績を残せず首脳陣と衝突し、LGへトレードされてしまった。契約期間を1年残しての放出のため4億ウォン(約4940万円)の高額年俸をLGが一部負担して他球団へ移籍することが考えられる。また来季マ・ヘヨンの獲得を希望する球団がなかった場合は、マ・ヘヨンの年俸をLGが全額負担しなくてはならない。
チェ・サンドクは先発ローテーション入りが期待され開幕投手も任されたが、故障などもあり今季は9試合に出場、2勝5敗、防御率4.80の成績に終わり、キア時代にエースとして活躍した姿を取り戻せなかった。
(文責:ふるりん)