キア−ロッテ（釜山・社稷）は雨天中止。
サムソン ２−３ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）キム・ドギュン ３勝 （セーブ）チョン・ジェフン １勝３敗２８Ｓ （敗）オ・サンミン １勝１敗
トゥサンは１回裏首位サムソンの先発ブラウン（元阪神）からホン・ソンフンのタイムリーで１点を先制すると、サムソンも３回表トゥサンの先発クム・ミンチョルの押し出しの死球で同点とする。トゥサンはその裏ホン・ソンフンの２打席連続のタイムリーで１点を勝ち越す。サムソンは５回表キム・ハンスのタイムリーで２−２の同点とするが、トゥサンは７回裏サムソンの２番手オ・サンミンからチャンスを作ると、代わった３番手パク・ソクチンからアン・ギョンヒョンのタイムリーで１点を勝ち越す。
トゥサンはこの１点のリードをキム・ドギュン、守護神チョン・ジェフンの継投で守りきり、首位サムソン相手に接戦を制した。勝利投手となったキム・ドギュンは先月サムソンから移籍したばかりで、すでに中継ぎとして欠かせない戦力になっている。敗れたサムソンの連勝は３で止まった。
ＳＫ ４−１ 現代 （水原）
（勝）キム・ウォンヒョン ５勝８敗 （セーブ）カブレラ １勝２敗１０Ｓ （敗）キム・スギョン ３勝５敗
（本塁打） 現代 ： サットン １２号
ＳＫは４回表２位現代の先発キム・スギョンからチェ・ジョンとイ・デスのタイムリーで３点を先制すると、５回表現代の２番手ソン・シニョンから相手のエラーもあり１点を追加した。ＳＫの先発キム・ウォンヒョンは７回を無失点に抑えた。現代は８回裏ＳＫの２番手チョン・ウラムからサットンの本塁打で１点を返した。ＳＫはその後チョ・ウンチョン、カブレラの継投で現代の反撃を断ち勝利し、対現代戦の連勝を４に伸ばした。5月20日の現代戦以来約３ヶ月ぶりの勝ち星となる今季５勝目をあげたキム・ウォンヒョンは、自身の連敗を７で止めた。敗れた現代はハンファに代わって３位に転落。
ＬＧ ４−８ ハンファ （大田）
（勝）チョン・ミンチョル ６勝９敗 （セーブ）ク・デソン １勝４敗３０Ｓ （敗）ベロカー ２勝２敗
（本塁打） ＬＧ ： チョ・インソン ８号、チェ・スンファン １号 ハンファ ： イ・ボムホ １４号
３位ハンファは１回裏ＬＧの先発の新外国人ベロカーからデービスの犠牲フライ、イ・ドヒョンのタイムリー、イ・ボムホの３ランで５点を先制する。ＬＧは２回表ハンファの先発チョン・ミンチョル（元読売）からチョ・インソンの２ランで反撃するが、ハンファはその裏キム・テギュンのタイムリーなどで２点、５回裏ＬＧの２番手チャン・ジニョンから相手のエラーもあり１点を追加した。
ＬＧは７回表アン・ジェマンのタイムリーで１点を返しチョン・ミンチョルを降板させると、９回表ハンファの４番手ソ・ミヌクからチェ・スンファンの本塁打で１点を返したが、最後は守護神ク・デソン（元オリックス）が抑えハンファが勝利し、５連敗から脱出したあと４連勝で現代に代わり２位に浮上した。今季古巣に復帰したク・デソンは節目の30セーブ目をあげた。ＬＧは勝率の差でかろうじて試合が雨天中止となったロッテに代わる最下位転落を免れたが、残塁やエラーも目立ち今後も最下位争いを続ける気配が強い。
