ロッテは20日、新外国人ジョン・ゴール外野手（28）の入団を発表した。年俸は15万ドル（約1750万円）、出来高払いは2万5000ドル（約290万円）。これにより期待に応えられなかったブライアン・マイロー（29）はウェーバー公示され退団することとなった。ゴールは大学卒業後主に米国のマイナーリーグでプレーし、2005年カーディナルスで大リーグに初昇格した。今季は開幕メジャーに残ったが、５月初めにマイナーリーグへ降格していた。大リーグでの通算成績は２年間で30試合に出場、打率.265、2本塁打、11打点。マイナーリーグ（３Ａ）の通算成績は598試合に出場、打率.298、336打点。
一方退団することとなったマイローは開幕当初こそ好調だったが、徐々に研究されたためか打率を落とし、三振も多い上にチャンスに弱く、本塁打は時折打ったものの打点が少なかった。今季の韓国での成績は70試合に出場、打率.231、12本塁打、30打点。ゴールは22日韓国へ入国し、28日のＬＧ戦（釜山・社稷）から出場予定。現在ロッテは７位と開幕後の不振が響き下位に低迷しているが、ゴールが打線の起爆剤となりポストシーズン進出権を得られる４位以上への進出を期待している。
