トゥサン ２−１ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）リオス ２勝１敗 （セーブ）チョン・ジェフン ６Ｓ （敗）イ・ヨンウク １敗
（本塁打） トゥサン ： アン・ギョンヒョン ３号
試合前のセレモニーでは、米女子プロゴルフツアーで活躍するウィ・ソンミ（米国名ミッシェル・ウィー）が始球式をつとめ場内の注目を浴びた。トゥサンは３回表ＳＫの先発イ・ヨンウクからベテランのアン・ギョンヒョンの２ランで先制する。ＳＫは４回までトゥサンの先発リオスの前に抑えられていたが、５回裏イ・ジニョンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を返す。ＳＫは６回以降ウィ・ジェヨン、チョン・ウラム、チョ・ウンチョン、ユン・ギルヒョンの継投でトゥサンに追加点を許さないが、リオスも安定した投球で８回まで１失点に抑えた。９回裏は守護神チョン・ジェフンが抑え、トゥサンが１点差で勝利した。負けた首位ＳＫは２位サムソンとのゲーム差が1.5に縮まった。なおＳＫの捕手パク・キョンワンはこの試合で1500試合出場を達成した。
サムソン ６−１ キア （光州）
（勝）ブラウン １勝２敗 （敗）グレイシンガー １勝１敗
（本塁打） キア ； イ・ジェジュ ２号
サムソンは２回表キアの先発グレイシンガーからキム・ジェゴルとパク・ハニのタイムリーで３点を先制すると、３回表チョ・ヨンフンのタイムリーで２点を追加する。７回表にはキアの２番手チョ・テスの暴投で１点を追加する。サムソンの先発で新外国人ブラウン（元阪神）は９回裏イ・ジェジュにソロ本塁打を打たれ完封こそ逃したが、韓国初勝利を１失点完投で飾った。２位サムソンは首位ＳＫに1,5ゲーム差と迫り、来月２日から本拠地テグでの首位攻防戦に弾みをつけた。１番から４番までの上位打線がノーヒットに抑えられたキアは５位に後退した。
ハンファ ３−８ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）カ・ドゥギョム ２勝 （敗）シン・ジュヨン １勝１敗
（本塁打） ロッテ ： ホセ ５号
ロッテは１回裏ハンファの先発チョン・ミンチョル（元読売）から新外国人マイローの犠牲フライで１点を先制すると、６回裏新外国人ホセの２ランで３−０とする。ハンファは７回表ロッテの先発チャン・ウォンジュンからシム・グァンホのタイムリーでようやっと１点を返すと、代わった２番手イ・ジョンミンからキム・ミンジェへの押し出しの四球とチョ・ウォヌのタイムリーで３−３の同点に追いつく。ロッテは７回裏ハンファの２番手シン・ジュヨンからパク・ヒョンスンのタイムリーで１点を勝ち越すと、代わった３番手チャ・ミョンジュと４番手キム・ペンマンからソン・インホの犠牲フライ、パク・キヒョクとイ・デホのタイムリーで８−３とリードを広げた。８回以降はイ・ワンギがハンファの反撃を断ちロッテが勝利し、最下位から脱出した。７回表打者１人に投げた中継ぎのカ・ドゥギョムが幸運にも勝利投手となった。ロッテは７回裏久しぶりに打線がつながったのが勝因となった。敗れたハンファは現代と同率３位に並ばれた。
現代 １２−５ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キャラウェイ ２勝２敗 （敗）イ・スンホ ３勝１敗
（本塁打） 現代 ； チ・ソックン １号、キム・スングォン １号 ＬＧ `： パク・ヨンテク ２号、パク・ピョンホ １号
現代は４回表ＬＧの先発イ・スンホからイ・スンヨン、ユ・ハンジュン、キム・スングォンのタイムリー、チ・ソックンの２ランで５点を奪うと、５回表ＬＧの２番手シン・ユノからユ・ハンジュンのタイムリーとキム・スングォンの３ランで１０−０と大量リードした。現代は７回表にもキム・スングォンのタイムリーなどで２点を追加した。現代の先発キャラウェイは６回を無失点に抑えていたが７回裏のピンチで降板すると、ＬＧは代わった２番手ファン・ドゥソンからイ・ソンヨルのタイムリーなどで２点を返す。
ＬＧは８回裏パク・ヨンテクの本塁打で１点、９回裏現代の３番手で新人チャン・テジョンからパク・ピョンホの２ランで反撃するが、時すでに遅しだった。勝利した現代はハンファと同率３位に浮上した。大爆発した打線の中で、キム・スングォンが３安打１本塁打５打点と最も活躍した。ＬＧは開幕３連勝と好調だったイ・スンホがまさかの乱調だったうえに、かつての最多勝投手（2001年）シン・ユノが完全に試合を壊してしまい、再び最下位へ転落。
