LG 6−3 SK (仁川・文鶴)
(勝)イ・スンホ 2勝 (セーブ)ウ・ギュミン 1勝1S (敗)ユン・ギルヒョン 1勝1敗
(本塁打) LG : マ・ヘヨン 2号、チョ・インソン 2号 SK : パク・チェホン 2号
首位SKは1回裏、LGの先発イ・スンホからパク・チェホンの先頭打者本塁打で1点を先制する。LGは2回表SKの先発ユン・ギルヒョンからパク・キナムのタイムリーで1−1の同点に追いつくと、3回表マ・ヘヨンの本塁打で1点を勝ち越す。イ・スンホはその後SKに同点のホームを許さず、LGは8回表SKの2番手チョ・ウンチョンなどからパク・キナムとイ・ビョンギュのタイムリーで3点を奪いリードを広げると、9回表SKの6番手チョン・ビョンヒィからチョ・インソンのソロ本塁打でだめを押した。
SKは9回裏LGの2番手キム・ジェヒョンからチョン・グヌとイ・デスのタイムリーで2点を返すが、最後はウ・ギュミンが一打同点のピンチをしのぎLGが首位SK相手に連勝した。LGは少ないチャンスを連打と本塁打でものにし、イ・ソンヨル、チョ・インソン、パク・キナムが2安打ずつを記録し活躍した。プロ4年目の21歳のウ・ギュミンはプロ初セーブ。SKは好調の新外国人塩谷(元オリックス)が4打数無安打で、チーム全体でも6安打と今季に復活をかける左腕イ・スンホに抑えられてしまった。
サムソン 4−2 ハンファ (大田)
(勝)パク・ソクチン 1勝 (セーブ)オ・スンファン 4S (敗)ムン・ドンファン 2勝1敗
(本塁打) ハンファ : ヨン・ギョンフム 2号
サムソンは2回表ハンファの先発ムン・ドンファンからチョ・ドンチャンとパク・ハニのタイムリーで2点を先制する。ハンファは5回表サムソンの先発ペ・ヨンスからルーキーのヨン・ギョンフムの本塁打で1点を返すと、この回主砲キム・テギュンのタイムリーで2−2の同点に追いつく。エースのペ・ヨンスはこの回限りで降板し、今季初勝利はならなかった。サムソンは7回表ムン・ドンファンからヤン・ジュンヒョクのタイムリーでまず3塁走者が生還すると、ヤン・ジュンヒョクが1塁をオーバーランし1・2塁間で挟殺される間に2塁走者も生還し2点を勝ち越す。
サムソンは6回以降クォン・オジュン、オ・サンミン、パク・ソクチンの継投でハンファに得点を許さず、8回途中から守護神オ・スンファンが何とか抑え勝利し、ハンファを抜いて2位に浮上した。オ・スンファンは早くも4セーブ目。ハンファはこれまで不調だったデービス、主砲のキム・テギュンがそれぞれ3安打と全員で13安打を記録しながらも、打線がつながらず2点しか奪えなかった。
ロッテ 1−3 キア (光州)
(勝)キム・ジヌ 2勝 (セーブ)チャン・ムンソク 1S (敗)チャン・ウォンジュン 1敗
キアは4回裏ロッテの先発チャン・ウォンジュンからソン・ジファンのタイムリーで1点を先制すると、5回裏に現在首位打者のイ・ヨンギュのタイムリーで2点を追加する。ロッテはキアの先発キム・ジヌに7回まで無得点に抑えられていたが、8回表キアの2番手ユン・ソンミンからイ・デホのタイムリーで1点を返す。この回一打同点のピンチを4番手チャン・ムンソクが併殺でしのぐと、勢いでロッテの最後の反撃も断ちキアが勝利した。韓国人エースとして期待されるキム・ジヌは2勝目。抑えとして期待され昨季オフLGから移籍したチャン・ムンソクは移籍後初セーブ。首位打者イ・ヨンギュも2安打で打率を.483に伸ばした。ロッテは5年ぶりに復帰した新外国人ホセがこの日も3打数無安打で、通算打率.100と打線のブレーキ役となってしまった。
現代 2−1 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)パク・チュンス 1勝2S (敗)キム・スンフェ 1敗
現代は3回表トゥサンの先発リオスからチョン・ジュンホのタイムリーで1点を先制する。だがその後はリオスから追加点が奪えず、現代の先発キャラウェイも好投し両外国人による投手戦が続く。トゥサンは8回裏現代の2番手でルーキーのイ・ヒョンスンからソン・シホンの犠牲フライで1−1の同点に追いつき、試合はこのまま延長戦に突入する。
現代は10回表トゥサンの2番手キム・スンフェから暴投と捕手ヨン・ドカンのパスボールで勝ち越しのチャンスを作ると、ここは37歳のベテラン捕手キム・ドンスがしっかりと犠打を決め1点を勝ち越す。最後は8回途中から登板した3番手パク・チュンスが抑え、現代が延長戦を制し4連勝で勝率5割に復帰した。パク・チュンスは今季7試合に登板し無失点と好調で、右肩手術からのリハビリ中で戦線離脱している守護神チョ・ヨンジュンの穴を埋めている。トゥサンは現代の6安打を上回る11安打を放ちながらも、肝心なところで打線がつながらず最下位を抜け出せなかった。