DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ファン・ドゥソン、キム・スギョン、チョ・ヨンジュンらと契約更改

 現代は26日、ファン・ドゥソン(29)、キム・スギョン(26)、チョ・ヨンジュン(26)らと契約更改を行った。昨季プロ9年目にして初勝利をあげ、先発に中継ぎに活躍したファン・ドゥソンは3600万ウォン(約430万円)増の年俸6000万ウォン(約720万円)となった。昨季は60試合に出場、11勝9敗1S、防御率3.28。昨季先発ローテーションの軸の1人として期待されながら、故障で後半戦はほぼ戦線離脱していたキム・スギョンは、8000万ウォン(約960万円)増の年俸3億8000万ウォン(約4540万円)となった。昨季は17試合に出場、7勝7敗、防御率5.76。プロ通算8年間で86勝をあげ2ケタ勝利が確実に見込めるキム・スギョンは、順調なら今季オフにFA権を獲得するため、球団側は引き止め策として年俸を上げたと見られる。
 昨季も不動の守護神ながらも肩の故障に泣かされ昨年9月に手術も受けたチョ・ヨンジュンは、年俸据え置きの2億ウォン(約2390万円)となった。昨季は49試合に出場、2勝1敗27S、防御率3.27。またかつての最多勝投手ながらも、ここ3年は未勝利のイム・ソンドン(32)は2100万ウォン(約250万円)減の年俸6300万ウォン(約750万円)となった。
 また捕手として出場機会が増えたカン・グィテ(26)は800万ウォン(約96万円)の年俸6300万ウォン(約750万円)となった。昨季は104試合に出場、打率.264、8本塁打、38打点。セカンドやショートなどでの出場機会が増え自己最高の成績を残したソ・ハンギュ(32)は、1000万ウォン(約120万円)増の年俸4500万ウォン(約540万円)となった。昨季は93試合に出場、打率.248、2本塁打、17打点、9盗塁。


(文責:ふるりん