DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

 イ・ビョンギュ、年俸5億ウォンに

 LGは29日、今季の自身初の首位打者に輝いたイ・ビョンギュ(31)と来季の契約更改を行い、2億ウォン(約2320万円)増の年俸5億ウォン(約5820万円)で契約した。これは2003年イ・サンフン(元中日のサムソン・リー、現在は現役引退)の6億ウォンに次ぎチーム史上2番目の額となった。チームの主将でもあるイ・ビョンギュは今季119試合に出場、打率.337、9本塁打、157安打、75打点、10盗塁を記録し、チームの大黒柱として活躍した。
 イ・ビョンギュは檀国(タングク)大卒業後LGに入団、1997年に外野のレギュラーとして打率3割を超える活躍をし、新人王に輝いた。その後韓国プロ野球を代表する外野手として活躍し続け、高い評価を得てきた。今季までの通算記録は1044試合に出場、打率.314、1293安打、116本塁打、629打点、131盗塁。
 順調に試合に出場すれば来季オフにFA権を獲得することもあり、LGは引き止め策としてイ・ビョンギュに対し今季オフは大幅な年俸アップを提示することが予想されていた。来年秋はその去就に注目が集まることだろう。LGは来季もプレーする47名の選手とすべて年俸更改を終えた。


(文責:ふるりん