現代 １−７ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ランデル １２勝７敗 （敗）キャラウェイ １６勝９敗
３位トゥサンは１回裏、現代の先発キャラウェイからムン・フィソンのタイムリーで１点を先制すると、４回裏にはチョン・サンヨルのタイムリーに続いてイム・ジェチョルの走者一掃の３塁打で４点を追加する。さらにトゥサンはこの回、代わった現代の２番手イ・デファンからホン・ソンフンとアン・ギョンヒョンのタイムリーで２点を追加し、７−０と大きくリードを広げる。
トゥサンの先発リオスは３回を無失点に抑えると、２番手ランデル（元読売）は５回表イ・テックンのタイムリーで１点を失い、６回でマウンドを降りた。その後はイ・ジェヨン、チョ・ヒョングン、キム・ソンベのリレーで現代に反撃を許さず、トゥサンが５連勝で２位ＳＫに0.5ゲーム差と迫った。トゥサンは今季最終戦となる28日のキア戦で勝利し、ＳＫがＬＧに負けるか引き分けとなれば、シーズン２位が確定しプレーオフへ直行できる。
今季最終戦となったこのカードはトゥサンが昨季の覇者現代に１２勝６敗と勝ち越した。現代は今季を首位サムソンと21ゲーム差の６位で終え、28日にＬＧがＳＫに勝つとゲーム差なしで勝率の差により単独７位に転落する。
ハンファ ２−１０ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）チャン・ウォンジュン ５勝６敗 （敗）チョン・ビョンフィ ３勝５敗１Ｓ
ロッテは１回裏、ハンファの先発チョン・ビョンフィからイ・デホの押し出しの四球で１点を先制すると、ペロー、チェ・ジュンソクのタイムリーで３点を追加し、チョン・ビョンフィを１死も取らせずにノックアウトする。さらにロッテは３回裏、ハンファの２番手シン・ジュヨンからイ・ウォンソクの犠牲フライなどで２点を追加する。
ロッテは６回裏、ハンファの３番手ユン・グニョンからライアンのタイムリーで１点、８回裏には５番手チョ・ソンミン（元読売）からイ・デホ、ペローのタイムリーなどで３点を追加する。ロッテの先発チャン・ウォンジュンは８回まで無失点に抑えていたが、９回表ペク・チェホのタイムリーで１点を失い降板する。ハンファは代わったロッテの２番手イ・ワンギから代打イム・スミンのタイムリーで１点を返すが、反撃もここまでだった。
今季最終戦となったこのカードはハンファが１３勝５敗と大きく勝ち越した。ロッテは本拠地での今季最終戦で苦手ハンファに一矢を報い、４年連続最下位から脱出し５位へと躍進した今季を締めくくった。
