DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ヤン・ジュンヒョク(サムソン)、史上最多タイの通算1771安打達成  LG、3年ぶりの最下位転落

現代 5−3 サムソン  (大邱
 (勝)キャラウェイ 7勝3敗  (セーブ)チョ・ヨンジュン 1勝16S  (敗)ハックマン 3勝5敗
 現代は3回表、サムソンの先発ハックマンからチョン・スソンのタイムリーで1点を先制すると、4回表にはチェ・ジョングクの犠打で1点、5回表には満塁の場面でチョン・ソンフンが押し出しの四球を選び1点を追加する。6回表にはサムソンの2番手アン・ジマンからソン・ジマンのタイムリーで2点を奪う。
 サムソンは6回裏、現代の先発キャラウェイからヤン・ジュンヒョクのタイムリーなどで2点を返す。ヤン・ジュンヒョクはこの回、先日引退を発表したチャン・ジョンフン(ハンファ)の持つ通算安打記録(1771本)に並んだ。サムソンは8回裏にも1点を返すが、最後は守護神チョ・ヨンジュンが抑え現代が勝利し、ハンファに負けたロッテに代わって4位に再浮上した。


トゥサン 2−2 SK  (仁川・文鶴)

本塁打) SK : キム・ジェヒョン 13号
 トゥサンは2回表、SKの先発チェ・ビョンニョンからキム・ドンジュの併殺打の間に3塁走者が生還し1点を先制する。だがSKは4回裏、トゥサンの先発で高卒ルーキーのキム・ミョンジェからキム・ジェヒョンの2ランで逆転する。トゥサンは8回表、SKの3番手チョ・ウンチョンからイム・ジェチョルのタイムリーで2−2の同点に追いつく。なおチョ・ウンチョンは通算613試合目の登板となり、キム・ヨンス(現LGコーチ)の投手個人最多出場記録に並んだ。
 その後試合は延長に突入し、トゥサンはイ・ジェウ、チョン・ジェフン、SKはチョ・ウンチョン、チョン・ウラムらの好投でお互い勝ち越し点を与えず、延長12回を終えても決着が着かなかったが、規定により引き分けとなった。2位サムソンは現代に負けた首位サムソンとのゲーム差を1.0に縮めた。
 

ロッテ 6−8 ハンファ  (大田)

(勝)ムン・ドンファン 4勝4敗  (セーブ)チ・ヨンギュ 1敗12S  (敗)イ・ヨンフン 5勝6敗
本塁打) ロッテ : ペロー 13号、パク・ヨンス 3号  ハンファ : イ・ドヒョン 10号
 ハンファは3回裏、ロッテの先発イ・ヨンフンからペク・チェホのタイムリーで2点を先制すると、5回裏にはキム・スヨンとデービスのタイムリー、そしてイ・ドヒョンの満塁アーチで6点を追加する。ロッテは7回表、ハンファの先発ムン・ドンファンからペローの本塁打でやっと1点を返す。
 ロッテは8回表、シン・ミョンチョルのタイムリーなどで3点を返し、9回表にはハンファの2番手ユン・ギュジンからパク・ヨンスの2ランで8−6とし2点差に迫る。だが最後はチ・ヨンギュが抑えハンファが勝利し、再び勝率が5割を超えた。負けたロッテは1日で再び5位に転落。
 
 キア 5−3 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)カン・チョルミン 2勝4敗  (セーブ)ユン・ソンミン 2勝1敗6S  (敗)リュ・テッキョン 2敗
本塁打) LG : パク・ヨンテク 9号
 キアは1回表、LGの先発リュ・テッキョンからホン・セワンの犠牲フライで1点を先制すると、2回表にはイ・ヨンギュのタイムリーなどで2点を追加する。4回表にはLGの2番手イ・ウォンシクからもう1点を追加する。LGは4回裏キアの先発カン・チョルミンからパク・ピョンホの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を返すが、キアは5回表にも1点を追加する。
 LGは6回裏パク・ヨンテクの本塁打で1点を返し、8回裏にはLGの3番手キム・フィゴルからチョン・ウィユンのタイムリーで5−3と2点差に迫る。だが最後は高卒ルーキーのユン・ソンミンが抑え、キアが勝利しLGを抜いて最下位脱出に成功した。LGは2002年4月以来3年ぶりの最下位転落。