現代 5−3 サムソン (大邱)
(勝)キャラウェイ 7勝3敗 (セーブ)チョ・ヨンジュン 1勝16S (敗)ハックマン 3勝5敗
現代は3回表、サムソンの先発ハックマンからチョン・スソンのタイムリーで1点を先制すると、4回表にはチェ・ジョングクの犠打で1点、5回表には満塁の場面でチョン・ソンフンが押し出しの四球を選び1点を追加する。6回表にはサムソンの2番手アン・ジマンからソン・ジマンのタイムリーで2点を奪う。
サムソンは6回裏、現代の先発キャラウェイからヤン・ジュンヒョクのタイムリーなどで2点を返す。ヤン・ジュンヒョクはこの回、先日引退を発表したチャン・ジョンフン(ハンファ)の持つ通算安打記録(1771本)に並んだ。サムソンは8回裏にも1点を返すが、最後は守護神チョ・ヨンジュンが抑え現代が勝利し、ハンファに負けたロッテに代わって4位に再浮上した。
トゥサン 2−2 SK (仁川・文鶴)
(本塁打) SK : キム・ジェヒョン 13号
トゥサンは2回表、SKの先発チェ・ビョンニョンからキム・ドンジュの併殺打の間に3塁走者が生還し1点を先制する。だがSKは4回裏、トゥサンの先発で高卒ルーキーのキム・ミョンジェからキム・ジェヒョンの2ランで逆転する。トゥサンは8回表、SKの3番手チョ・ウンチョンからイム・ジェチョルのタイムリーで2−2の同点に追いつく。なおチョ・ウンチョンは通算613試合目の登板となり、キム・ヨンス(現LGコーチ)の投手個人最多出場記録に並んだ。
その後試合は延長に突入し、トゥサンはイ・ジェウ、チョン・ジェフン、SKはチョ・ウンチョン、チョン・ウラムらの好投でお互い勝ち越し点を与えず、延長12回を終えても決着が着かなかったが、規定により引き分けとなった。2位サムソンは現代に負けた首位サムソンとのゲーム差を1.0に縮めた。
ロッテ 6−8 ハンファ (大田)
(勝)ムン・ドンファン 4勝4敗 (セーブ)チ・ヨンギュ 1敗12S (敗)イ・ヨンフン 5勝6敗
(本塁打) ロッテ : ペロー 13号、パク・ヨンス 3号 ハンファ : イ・ドヒョン 10号
ハンファは3回裏、ロッテの先発イ・ヨンフンからペク・チェホのタイムリーで2点を先制すると、5回裏にはキム・スヨンとデービスのタイムリー、そしてイ・ドヒョンの満塁アーチで6点を追加する。ロッテは7回表、ハンファの先発ムン・ドンファンからペローの本塁打でやっと1点を返す。
ロッテは8回表、シン・ミョンチョルのタイムリーなどで3点を返し、9回表にはハンファの2番手ユン・ギュジンからパク・ヨンスの2ランで8−6とし2点差に迫る。だが最後はチ・ヨンギュが抑えハンファが勝利し、再び勝率が5割を超えた。負けたロッテは1日で再び5位に転落。
キア 5−3 LG (ソウル・蚕室)
(勝)カン・チョルミン 2勝4敗 (セーブ)ユン・ソンミン 2勝1敗6S (敗)リュ・テッキョン 2敗
(本塁打) LG : パク・ヨンテク 9号
キアは1回表、LGの先発リュ・テッキョンからホン・セワンの犠牲フライで1点を先制すると、2回表にはイ・ヨンギュのタイムリーなどで2点を追加する。4回表にはLGの2番手イ・ウォンシクからもう1点を追加する。LGは4回裏キアの先発カン・チョルミンからパク・ピョンホの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を返すが、キアは5回表にも1点を追加する。
LGは6回裏パク・ヨンテクの本塁打で1点を返し、8回裏にはLGの3番手キム・フィゴルからチョン・ウィユンのタイムリーで5−3と2点差に迫る。だが最後は高卒ルーキーのユン・ソンミンが抑え、キアが勝利しLGを抜いて最下位脱出に成功した。LGは2002年4月以来3年ぶりの最下位転落。