サムソンは21日、ベテラン投手キム・ヒョヌクの引退を発表した。キム・ヒョヌクは1993年大学卒業後サムソンに入団し、1995年サンバンウル(現在は消滅、SKの前身に相当)へ移籍し、1997年には最多勝(20勝)、防御率(1.88)、勝率(.909)の投手部門3冠を達成した。1999年サムソンに移籍すると、2002年には中継ぎとして10勝負けなしの好成績を残し、チーム初の韓国シリーズ制覇に貢献した。
だが昨季は0勝2敗と今ひとつの成績に終わり、今年2月には日本で右ひじの手術を受け、リハビリに努めていたが思うように回復せず、引退を決意した。今後はサムソンのバッテリー補助コーチに就任する予定。通算成績は519試合に登板、71勝33敗22セーブ、防御率2.99。