ハンファ ４−３ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）チョ・ヨンミン １勝 （敗）イ・ジェウ １勝３敗１Ｓ
（本塁打） ハンファ ： デービス ５号、スミス ４号 トゥサン ： ホン・ソンフン ５号
ハンファは３回表、トゥサンの先発スミスからデービスの２ランで先制する。だが６回裏、トゥサンはハンファの先発ソン・ジヌ（史上最多の通算183勝）からホン・ソンフンの３ランで逆転に成功する。８回表ハンファはトゥサンの２番手イ・ジェウからスミス（元ヤクルト）の２ランで４−３と逆転する。
その裏トゥサンの攻撃で、１死満塁の場面でソン・シホンの打球はショートの前に転がりセカンド、そしてファーストに送球されゲッツーが成立した。だがファーストの判定が微妙でセーフだったら３塁走者が生還し同点となるため、トゥサンベンチは審判に猛抗議し試合は８分間中断した。だが判定は覆らずハンファが１点のリードを守りきって勝利し、トゥサンは４連敗となった。
ＬＧ ９−５ サムソン （大邱）
（勝）チン・ピルジュン １勝２敗 （敗）ペ・ヨンス ２勝３敗
（本塁打） ＬＧ ： マテオ ２号、イ・ジョンヨル １号
ＬＧは１回表、サムソンの先発ペ・ヨンスからイ・ビョンギュのタイムリーで１点を先制するが、その裏サムソンはＬＧの先発チン・ピルジュンからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで同点に追いつく。その後両先発の好投で両チーム無得点が続くが、６回裏サムソンはチン・ガビョンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を勝ち越す。
しかし８回表、ＬＧはイ・ビョンギュのタイムリーで３−２と逆転しペ・ヨンスをノックアウトすると、その後マテオ、イ・ジョンヨルの本塁打などでこの回合計８点を奪い、一気にリードを広げる。その裏サムソンも３点を返すが、最後はＬＧのリリーフ陣に抑えられてしまった。７回２失点のチン・ピルジュンはキア時代以来１年９ヶ月ぶりの先発勝利。
ロッテ ７−６ 現代 （水原）
（勝）イ・ヨンフン ３勝２敗 （セーブ）ノ・ジャンジン ７Ｓ （敗）チョン・ジュンホ ２勝２敗
（本塁打） 現代 : チェ・ジョングク ５号、イ・スンヨン ５号
ロッテは２回表、現代の先発チョン・ジュンホからイ・ウォンシクの犠牲フライで１点を先制すると、３回表にはライアンのタイムリーで１点を追加する。その裏現代はロッテの先発イ・ヨンフンからサットンのタイムリーで１点を返すが、４回表ロッテはパク・キヒョクのタイムリーなどで４点を奪いチョン・ジュンホをノックアウトする。
５回裏現代はチェ・ジョングクの２ランで６−３と点差を詰めるが、６回表ロッテは現代の２番手イ・ドンハクからチョン・スグンのタイムリーで１点を追加する。その裏現代はイ・スンヨンがソロ本塁打を放ち１点を返すと、７回裏にも１点を奪う。９回裏現代はロッテの守護神ノ・ジャンジンからチェ・ジョングクのタイムリーで１点差に迫るが、結局ロッテに逃げ切られてしまった。好調ロッテは同率首位のサムソン、トゥサンに0.5ゲーム差と迫った。ノ・ジャンジンはセーブ王争い単独トップの７セーブ目。
ＳＫ ３−４ キア （光州）
（勝）イ・ドンヒョン ３勝１敗 （セーブ）シン・ヨンウン ２勝１敗３Ｓ （敗）シン・スンヒョン １勝１敗
キアの先発は故障からの復活をキス韓国人エースのキム・ジヌだったが、１回表満塁の場面でパク・キョンワンに押し出しの四球を選ばれＳＫに１点を先制される。キアはその裏、ＳＫの先発シン・スンヒョンからマ・ヘヨンのタイムリーで同点に追いつくと、ホン・セワンのタイムリーで２−１と逆転する。６回裏キアはチャン・ソンホのタイムリーで１点を追加するが、７回表ＳＫはパク・キョンワンのタイムリーで１点を返す。
７回裏キアはキム・ジョングクのタイムリーで１点を追加する。粘るＳＫは９回表、キアの抑えシン・ヨンウンからチョ・ドンファから１点を返し、さらに一打逆転のチャンスだったがシン・ヨンウンが踏ん張りキアが勝利した。好調キアは４連勝で、この日ロッテに負けた現代と並んで同率最下位に並び、８連敗したときの面影はなくなっている。不安定な投球を続けていたキム・ジヌは、勝利投手の権利が得られる５回途中で降板し今季初勝利はならなかった。
