DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  示範競技開幕 優勝候補サムソン、王者現代に接戦の末勝利

 韓国プロ野球は12日、示範競技(シボムキョンギ、日米プロ野球のオープン戦に相当)が開幕した。27日まで各球団ともに14試合を行い、4月2日の開幕戦に向けて調整を行う。


現代 3−4 サムソン  (済州)

(勝)オ・スンファン 1勝  (敗)ソン・シニョン 1敗
 現代は4回表、現役最高齢の打者キム・ドンスの2ランで先制する。現代の先発キム・スギョンに4回まで無得点に抑えられていたサムソンは6回裏、四球と相手のエラーもあり3−2と逆転に成功する。現代は7回表にソン・ジマンの犠牲フライで3−3の同点に追いつくが、サムソンは8回裏に相手投手ソン・シニョンの暴投の間に1点を勝ち越しそのまま逃げ切り、優勝争いのライバルとなる昨季の王者現代相手にまず1勝をあげた。


トゥサン 3−7 ハンファ  (大田)

(勝)チョン・ビョンフィ 1勝  (敗)イ・ウォニ 1敗
本塁打)  ハンファ:スミス 1号、イ・ボムホ 1号
 ハンファは新外国人スミス(元ヤクルト)、若き大砲イ・ボムホ本塁打などでトゥサンに快勝した。


SK 2−3 キア  (光州)

(勝)シン・ヨンウン 1勝  (敗)ホン・ソンス 1敗
本塁打) SK : イ・ホジュン 1号
 SKは2回表昨季の打点王イ・ホジュンのソロ本塁打で先制すると、高卒新人チェ・ジョンが相手投手の暴投の間にホームへ生還し、2−0とリードする。キアは5回裏、高卒2年目の若手イ・ヨンギュのタイムリーで2−2の同点に追いつく。そして9回裏、キアはチェ・フルラクのタイムリーでサヨナラ勝ちを収めた。


LG 0−1 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)チェ・デソン 1勝  (セーブ)ノ・ジャンジン 1S  (敗)チャン・ムンソク 1敗
 ロッテは1回裏、LGの先発チャン・ムンソクからライアンの犠牲フライで1点を先制する。その後ロッテはイ・ヨンフン、チェ・デソン、イ・ミョンウ、ノ・ジャンジンの投手リレーでLGを4安打無得点に抑え、投手戦を制した。


(文責:ふるりん