韓国プロ野球は12日、示範競技(シボムキョンギ、日米プロ野球のオープン戦に相当)が開幕した。27日まで各球団ともに14試合を行い、4月2日の開幕戦に向けて調整を行う。
現代 3−4 サムソン (済州)
(勝)オ・スンファン 1勝 (敗)ソン・シニョン 1敗
現代は4回表、現役最高齢の打者キム・ドンスの2ランで先制する。現代の先発キム・スギョンに4回まで無得点に抑えられていたサムソンは6回裏、四球と相手のエラーもあり3−2と逆転に成功する。現代は7回表にソン・ジマンの犠牲フライで3−3の同点に追いつくが、サムソンは8回裏に相手投手ソン・シニョンの暴投の間に1点を勝ち越しそのまま逃げ切り、優勝争いのライバルとなる昨季の王者現代相手にまず1勝をあげた。
トゥサン 3−7 ハンファ (大田)
(勝)チョン・ビョンフィ 1勝 (敗)イ・ウォニ 1敗
(本塁打) ハンファ:スミス 1号、イ・ボムホ 1号
ハンファは新外国人スミス(元ヤクルト)、若き大砲イ・ボムホの本塁打などでトゥサンに快勝した。
SK 2−3 キア (光州)
(勝)シン・ヨンウン 1勝 (敗)ホン・ソンス 1敗
(本塁打) SK : イ・ホジュン 1号
SKは2回表昨季の打点王イ・ホジュンのソロ本塁打で先制すると、高卒新人チェ・ジョンが相手投手の暴投の間にホームへ生還し、2−0とリードする。キアは5回裏、高卒2年目の若手イ・ヨンギュのタイムリーで2−2の同点に追いつく。そして9回裏、キアはチェ・フルラクのタイムリーでサヨナラ勝ちを収めた。
LG 0−1 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チェ・デソン 1勝 (セーブ)ノ・ジャンジン 1S (敗)チャン・ムンソク 1敗
ロッテは1回裏、LGの先発チャン・ムンソクからライアンの犠牲フライで1点を先制する。その後ロッテはイ・ヨンフン、チェ・デソン、イ・ミョンウ、ノ・ジャンジンの投手リレーでLGを4安打無得点に抑え、投手戦を制した。
(文責:ふるりん)