ハンファ ０−４ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）パク・ミョンファン ８勝１敗 （敗）ソン・ジヌ ５勝６敗
（本塁打） トゥサン ： イ・スンジュン ４号、ホン・ソンフン ９号
トゥサンは２回裏、ハンファの先発ソン・ジヌ（史上最多の通算176勝）からイ・スンジュンの本塁打で１点を先制すると、この回カン・イングォンのタイムリーで１点を追加する。そして３回裏には、ホン・ソンフンの本塁打で３−０とリードを広げる。
６回裏トゥサンはハンファの２番手マ・ジョンギルからチェ・ギョンファンのタイムリーで１点を追加する。トゥサンの先発パク・ミョンファンは６回を無失点に抑え、７回からはチョン・ソンフン、イ・ジェヨンらの中継ぎ陣がハンファに得点を許さない。
最後は守護神に定着したク・ジャウンが抑え、トゥサンが完封リレーで勝利し見事首位の座を守った。パク・ミョンファンは同僚ラス（元読売）と並ぶ最多勝争いトップタイの８勝目をあげ、奪三振数もトップの102に伸ばした。
ＳＫ ７−２ 現代 （水原）
（勝）イ・スンホ ７勝４敗 （敗）チョン・ミンテ ４勝９敗
（本塁打） ＳＫ： イ・ジニョン ９号 現代 ： イ・スンヨン ４号、ブランボウ ２５号
ＳＫは３回表、現代の先発チョン・ミンテ（元読売）からチョン・ギョンベの犠牲フライで先制すると、４回表にはチョン・ミンテの暴投の間に３塁走者が生還し、１点を追加する。６回表にはイ・ジニョンの本塁打が飛び出し３−０とリードを広げる。
６回裏現代はＳＫの先発イ・スンホからイ・スンヨンの本塁打でようやっと１点を返すが、８回表２番手のソン・シニョンがチェ・ジョンボムに２点タイムリーを打たれてしまう。ＳＫは９回表にも２点を追加し、現代は９回裏ブランボウの本塁打王争いを独走する25号本塁打で１点を返すが、イ・スンホに完投勝利を許してしまった。
２位現代は首位トゥサンとの勝差が２に広がり、ＳＫは敵地水原（スウォン）での連敗を７で止めた。一方チョン・ミンテは３連敗となり、昨年の最多勝投手らしい姿を取り戻せないでいる。
サムソン ４−１ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ペ・ヨンス ８勝 （セーブ）イム・チャンヨン １勝３敗１８Ｓ （敗）イム・ギョンワン ３勝３敗５Ｓ
この試合は終盤までサムソンの先発ペ・ヨンス、ロッテの先発チャン・ウォンジュンの投げ合いとなった。両チーム無得点で迎えた８回表、サムソンはロッテの２番手イム・ギョンワンからパク・ハニのタイムリーで２点を先制し均衡が破れる。サムソンはこの回、カン・ドンウのタイムリーでもう１点を追加する。
ロッテは８回裏、サムソンの２番手クォン・オジュンからチェ・ギムンのタイムリーで１点を返すが、サムソンは９回表に１点を追加する。最後は守護神のイム・チャンヨンが抑え、サムソンが勝利した。ペ・ヨンスは最多勝争いトップタイとなる８勝目をあげ、昨年８月から続く連勝記録を14に伸ばした。
イム・チャンヨンはセーブ王争いトップタイの18セーブ目をあげ、史上最年少（28歳）での150セーブ達成を記録した。これまでの記録はチン・ピルジュン（ＬＧ）の29歳だった。
ＬＧ ２−１３ キア （光州）
（勝）リオス ７勝４敗 （敗）イ・スンホ ７勝７敗
（本塁打） ＬＧ ： イ・ビョンギュ ８号、マーティン ７号 キア ： キム・ジョングク ３号、ホン・セワン ８号、シム・ジェハク １３号、キム・ギョンオン １号
ＬＧは１回表、キアの先発リオスから主将イ・ビョンギュの先頭打者本塁打で１点を先制する。キアは２回裏、ＬＧの先発イ・スンホから１死１,３塁のチャンスを作ると、相手のエラーにより同点に追いつき、キム・サンフンの２点タイムリーにより勝ち越す。この回はさらにキム・ジョングクのランニング本塁打などもあり、キアは６−１と逆転に成功する。
４回表ＬＧはマーティンのソロ本塁打で１点を返すが、その裏キアはキム・ジョングクのタイムリーで１点を追加する。その後キアは５回裏にホン・セワンの本塁打で２点、６回裏にはシム・ジェハクの２ランなどで３点、７回裏にはキム・ギョンオンの本塁打で１点を追加し、大きくリードを広げていく。リオスは８回を２失点に抑え、キアが大勝しこのカードを３連勝で飾った。
