現代 11−15 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ジェウ 1勝 (セーブ)イ・ジェヨン 1勝1敗3S (負)チョン・ミンテ 3勝2敗
(本塁打)現代 : ブランボウ 8号 トゥサン : アン・ギョンヒョン 4号、キム・チャンヒ 1号
トゥサンは2回裏、現代の先発チョン・ミンテ(元読売)が3連続四球や自身のエラーで自滅するなどし、打者14人の猛攻で一挙9点をあげる。3回裏にもトゥサンは現代の2番手で、昨年の新人王ながらも今季初登板となったイ・ドンハクからアン・ギョンヒョンの2ランで追加点をあげる。現代も反撃に転じ、トゥサンの先発イ・ジェウから4回表にキム・ドンスのタイムリーで1点、5回にはブランボウの本塁打で2点をそれぞれ返す。
6回裏トゥサンはソン・シホンのタイムリーで1点を追加するが、7回表現代はチョン・ソンフン、チョン・ビョンドゥらトゥサンの中継ぎを攻略し、打者12人の猛攻で一気に8点を返し、12−11と1点差に迫られる。あわや同点に追いつきそうな現代を止めたのは4番手のイ・ジェヨンだった。
7回裏トゥサンは現代の4番手キム・ソンテからキム・チャンヒが3ランを打ち点差を広げた。イ・ジェヨンは8回9回と首位を走る現代打線を完璧に抑え、両チーム合わせて25安打26得点の乱打戦をトゥサンが制し4位に浮上した。イ・ジェウは先発でのプロ入り初勝利を飾った。
LG 4−1 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)イ・スンホ 3勝1敗 (セーブ)チン・ピルジュン 6S (負)チュ・ヒョングァン 1勝2敗
ロッテは1回裏、LGの正捕手チョ・インソンのパスボールにより2塁走者が生還し1点を先制する。LGは4回表、ロッテの先発チュ・ヒョングァンからキム・サンヒョンのタイムリーで同点とし、6回表にはマーティンのタイムリーで1点を勝ち越す。そして9回表には、不振で打順が7番まで下がった主将のイ・ビョンギュのタイムリーなどでロッテの3番手ソン・ミンハンから2点を追加する。
LGの先発イ・スンホは8回を1失点に抑え、最後は守護神のチン・ピルジュンが抑え、LGが勝利し首位現代との勝数差を3につめた。
ハンファ 9−4 サムソン (大邱)
(勝)オ・ボンオク 2勝 (負)ホッジス 4敗
(本塁打)ハンファ : イ・ヨンウ 2号、イ・ドヒョン 2,3号、チャン・ジョンフン 2号、デービス 6号、キム・テギュン 3号 サムソン : チン・ガビョン 5号、オリアリー 7号
サムソンは1回裏、ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)から4番に座った正捕手のチン・ガビョンとオリアリーのタイムリーで2点を先制する。だが3回表、ハンファはサムソンの先発ホッジス(元ヤクルト)から、イ・ヨンウの2ランで同点とする。5回裏サムソンはハンファの2番手オ・ボンオクからチン・ガビョンのソロ本塁打で勝ち越すが、6回表ホッジスがハンファの正捕手イ・ドヒョンに逆転2ランを打たれてしまう。
ハンファは7回表、ベテランのチャン・ジョンフン(史上最多の通算334本塁打)、デービス、キム・テギュンのソロ本塁打3本で3点を追加すると、8回表にはイ・ドヒョンのこの日2本目の本塁打などで2点を奪う。8回裏サムソンはハンファの4番手アン・ヨンミョンからオリアリーのソロ本塁打で1点を返すが、反撃はここまでだった。ハンファは3位をキープし、サムソンは7位に転落した。
SK 4−6 キア (光州)
(勝)リオス 2勝2敗 (負)カブレラ 1勝2敗
(本塁打)SK : チョン・ギョンベ 4号、チョ・ウォヌ 1号 キア : ホン・セワン 6号、シム・ジェハク 3号
キアは1回裏、SKの先発カブレラからホン・セワンの2ランで先制するが、SKは2回表キアの先発リオスの暴投やアン・ジェマンのタイムリーで同点とし、3回表にはチョン・ギョンベのソロ本塁打で1点を勝ち越す。4回裏キアはホン・セワンの2塁打を足がかりに3−3の同点に追いつくと、5回裏にはキム・ジョングクの内野ゴロの間に3塁走者が生還し勝ち越し、キム・ギョンオンの犠牲フライでもう1点を追加した。
キアは8回裏、シム・ジェハクがSKの4番手で昨年は守護神として活躍しながらも、今季は不調のチョ・ウンチョンからソロ本塁打を打ち1点を追加する。9回表SKはキアの4番手イ・ガンチョルからチョ・ウォヌのソロ本塁打で1点を返すが、反撃はここまでだった。この勝利でキアはSKと同率の5位となった。