サムソン 2−3 現代 (水原)
(勝)チョ・ヨンジュン 1勝8S (負)チョン・ヒョヌク 1敗
(本塁打)現代 : ブランボウ 6・7号
この試合は現代の外国人ブランボウのワンマンショーだった。現代は4回裏、サムソンの先発キム・ジヌンからブランボウが2ランを打ち先制する。一方7回表、サムソンは現代の先発キム・スギョンからキム・ジョンフンのタイムリーで1点を返すと、続くパク・ハニの打球をショートのパク・チンマンがエラーしてしまい、その間に3塁走者が生還し現代は同点に追いつかれる。
必勝を期す現代は、9回からマウンドに守護神のチョ・ヨンジュンを送る。試合は延長に突入するが、現代の勝利への執念が実り、10回裏現代はブランボウが今日2本目となるサヨナラアーチをチョン・ヒョヌクから打ち、勝利を収め首位独走を続けた。なお、この試合でサムソンのパク・チョンホは無安打に終わり、連続試合安打記録は39でストップした。
LG 2−3 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)パク・ミョンファン 1勝 (セーブ)イ・ジェヨン 1勝1敗1S (負)フッタード 2敗
トゥサンは3回裏、LGの先発フッタード(元オリックスのウィン)からチェ・ギョンファンのタイムリーで2点を先制する。そして6回裏、トゥサンは正捕手ホン・ソンフンのタイムリーでもう1点を追加する。
トゥサンの先発パク・ミョンファンは7回を無失点に抑えたが、8回表守護神のク・ジャウンがキム・ジェヒョンにタイムリーを打たれLGに1点を返されると、9回表ク・ジャウンは無死1、2塁と同点のピンチを作り降板した。この後に登板したイ・ジェヨンが何とか2死までこぎつけるが、LGは代打のベテラン、キム・ジョンミンのタイムリーで1点を返した。だが同点のホームを狙った1塁走者クォン・ヨングァンが、トゥサン内外野陣の見事な連係プレーで本塁でタッチアウトとなり試合終了となり、トゥサンが勝利した。
ハンファ 2−1 SK (仁川・文鶴)
(勝)チョ・ギュス 1勝2敗 (セーブ)クォン・ジュンホン 2S (負)チョ・ウンチョン 1勝2敗1S
ハンファは1回表、SKの先発イ・スンホからエンジェルのタイムリーで1点を先制すると、その裏SKはハンファの先発ソン・ジヌからパク・キョンワンのタイムリーで同点に追いつく。その後ハンファはソン・ジヌが7回まで好投しSK打線に勝ち越しを許さなければ、SK投手陣は6回表のピンチでイ・スンホをあきらめ2番手チョン・デヒョンを登板させこれをしのぐと、8回からはイ・サンフン(元中日のサムソン・リー)を登板させ、必勝体制を敷く。一方8回から登板したハンファの2番手チョ・ギュスも2回を無失点に抑え、試合は延長に突入する。
そして10回表、ハンファはSKの4番手で昨年の最優秀救援投手ながらも、今年は今ひとつの投球内容のチョ・ウンチョンから、ハン・サンフンのタイムリーでついに1点を勝ち越す。その裏は守護神のクォン・ジュンホンが抑え、ハンファが接戦をものにし3位に浮上した。一方負けたSKは、抑え投手の不調が響き7位に転落した。
ロッテ 3−5 キア (光州)
(勝)カン・チョルミン 1勝1敗 (セーブ)シン・ヨンウン 2勝1敗5S (負)キム・ジャンヒョン 1勝2敗
(本塁打)ロッテ : パク・ヨンス 2号 キア : ホン・セワン 5号
キアは3回裏、ロッテの先発キム・ジャンヒョンからキム・ジョングクの犠牲フライで1点を先制するが、4回表ロッテはキアの先発カン・チョルミンからチェ・ギムンの犠牲フライで同点とする。追いつかれたキアは4回裏、ホン・セワンのソロ本塁打で勝ち越すと、この回キム・サンフンのタイムリーとイ・ジョンボム(元中日)のタイムリーでさらに2点を追加する。
8回裏、キアはロッテの5番手ソン・ミンハンからイ・ジョンボムの犠打で1点を追加する。9回表、ロッテはパク・ヨンスの2ランで2点差に迫るが、その後は守護神となったシン・ヨンウンが抑えキアが勝利し4位に浮上した。負けたロッテは単独最下位に転落した。