DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest


現代4−8LG (ソウル・蚕室)

(勝)チャン・ムンソク 1勝1敗  (負)イム・ソンドン 2敗
本塁打) LG: チョ・インソン 1号 
LGは3回裏、現代の先発でかつての最多勝投手(2000年)イム・ソンドンからチョ・インソンがソロ本塁打を放ち先制する。4回表、現代はLGの先発チャン・ムンソクから1点を奪いすかさず同点に追いつくが、その裏LGは難病からの復帰を目指すキム・ジェヒョンとチェ・ドンスがイム・ソンドンからタイムリーを打ち、2点を勝ち越す。
その後LGは5回裏現代の2番手マ・イリョンから新外国人のアル・マーティンのタイムリーで2点を、7回裏にはイ・ビョンギュなどのタイムリーで3点を奪った。8回表に現代はLGの3番手キョン・ホンホからソン・ジマンやブロンバーのタイムリーで3点を奪ったが、9回表は復活を期すかつての最多勝投手(2001年)シン・ユノが抑え、LGが勝利した。


キア5−2SK (仁川・文鶴)

(勝)イ・ウォンシク 1勝  (セーブ)シン・ヨンウン 2S  (負)チェ・チュンモ 1敗
本塁打)キア:ソン・ジファン 2号
 キアは2回表、SKの先発チェ・チュンモからキム・サンフンが2点タイムリーを打ち先制すると、4回表にはソン・ジファンの2ランで追加点をあげる。キアの先発イ・デジンは4回までSKを無得点に抑えていたが、5回裏無死1、3塁のピンチで交代すると、2番手のイ・ガンチョルがキム・ミンジェに犠牲フライを打たれ1点を返された。
 だが6回表キアはSKの2番手キム・ヨンスからソン・ジファンがタイムリーを打ち1点を追加する。その裏SKは相手のエラーにより1点を返すが、イ・ウォンシク、シン・ヨンウンらのリリーフ陣が好投し、SKに勝利した。


ハンファ2−0サムソン (大邱

(勝)チョ・ギュス 2勝  (セーブ)クォン・ジュンホン 1勝4S  (負)キム・ジヌン 2敗
本塁打)ハンファ: コ・ドンジン 1号  
 ハンファは1回表、サムソンの先発キム・ジヌンからキム・テギュンのタイムリーで1点を先制すると、3回表には期待の大卒新人コ・ドンジンのソロ本塁打で追加点をあげる。その後は投手戦となったが、先発のチョ・ギュスが5回無失点で抑えた後、現役最年長投手のハン・ヨンドク、オ・ボンオクらも好投し、最後は新守護神のクォン・ジュンホンが締めハンファが勝利した。


トゥサン5−4ロッテ (釜山・社稷

(勝)イ・ジェヨン 1勝1敗  (負)イ・ジョンフン 1敗
 トゥサンは3回表、ロッテの先発ヨム・ジョンソクから1点を先制する。6回裏、ここまで好投していたトゥサンの先発イ・ギョンピルが突然乱れ無死満塁のピンチを作り、2番手クォン・ミョンチョルが押し出し四球で同点とされ、その後パク・キヒョクの犠牲フライなどで勝ち越され、結局この回で4−1と逆転される。
7回表、トゥサンはユ・ジェウンのタイムリーで2点を返し4−3と1点差に迫ると、ドラマは9回表に待っていた。トゥサンはロッテの抑えで登板したイ・ジョンフンをとらえ、まずホン・ソンフンのタイムリーで同点とする。そしてキム・チャンヒのタイムリーでついに1点を勝ち越し、その裏は7回から登板したイ・ジェヨンが抑え逆転勝ちを収めた。