去年53本塁打を放ちイ・スンヨプと激しい本塁打王争いを繰り広げ、打率.335、142打点を記録しライトを守る主砲のシム・ジョンスが、去年の3億1000万ウォン(約2780万円)から2億9000万ウォン増の6億ウォン(約5380万円)で新年俸にサインした。シム・ジョンスはイ・スンヨプが日本プロ野球へ進出した後の韓国プロ野球本塁打王争いの大本命として、さらには三冠王に最も近い打者としての活躍が期待される。また今年オフにはFA宣言し、米大リーグへの移籍を目指すとかねてから公言しており、今年は彼にとって野球人生上最も重要な1年になりそうだ。
また、去年巨人から古巣現代に復帰し、最多勝となる17勝をあげ、韓国シリーズMVPに輝く活躍を見せたチョン・ミンテは、球団の提示した韓国プロスポーツ最高年俸となる7億2000万ウォン(約6450万円)を拒否した。現在シム・ジョンスとLGからSKへ移籍したイ・サンフンが、そろって6億ウォンで今年の韓国プロ野球最高年俸となっている。
その他の現代の選手では、ここ数年間ショートのレギュラーとして安定した成績を残しているパク・チンマンが1億1000万ウォン増の2億8000万ウォン(約2500万円)、1998年新人王に輝き去年も10勝をあげ毎年安定した成績を残しているキム・スギョンが7000万円増の2億2000万ウォン(約1970万円)、去年SKから移籍し正捕手の座をつかみ打率3割をマークしたベテランのキム・ドンスが1億ウォン増の2億ウォン(約1800万円)で、それぞれ今年の新年俸にサインした。