DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン速報(2018.10.9)

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6位ロッテ、11回裏サヨナラ勝ちで4連勝

サムソン 8-4 SK  (仁川)
(勝)ヤン・チャンソプ 7勝6敗  (敗)シン・ジェウン 2勝3敗16S
本塁打) サムソン : キム・ホンゴン 11号、ク・ジャウク 20号、ラフ 30号  SK : ロマック 41号、イ・ジェウォン 16号
 SKは4回裏にサムソンの先発ペク・チョンヒョンから8番キム・ソンヒョンのタイムリーで1点を先制し、5回裏にサムソンの2番手ウ・ギュミンから3番ロマック(元横浜DeNA)と6番イ・ジェウォンの本塁打で3点を追加した。SKの先発ケリーは6回表まで無失点に抑え、7回表から2番手キム・テフンを登板させた。サムソンは8回表にSKの3番手チョン・ヨンイルから9番キム・ホンゴンの本塁打で1点を返した。SKの4番手キム・テッキョンは無失点に抑えた。サムソンの3番手の高卒新人ヤン・チャンソプは8回裏まで無失点に抑えた。
 サムソンは9回表にSKの5番手シン・ジェウンから3番ク・ジャウクの本塁打、4番ラフの2試合連続本塁打、7番イ・ジヨンのタイムリーで4-4の同点に追いつくと、代わった6番手パク・チョンベから1番パク・ヘミンと2番キム・サンスのタイムリー、7番手カン・ジグァンからラフとク・ジャウクのタイムリーで計4点を奪い逆転した。4番手チェ・チュンホンが9回裏に相手の反撃を断ち、7位サムソンが勝利した。サムソン打線ではラフが3安打1本塁打2打点と活躍。2位SKは9回表にリリーフ陣が7点を失いケリーの好投を台無しにした。


ハンファ 10-6 KT  (水原)
(勝)アン・ヨンミョン 8勝2敗  (敗)フィアベンド 8勝8敗
本塁打) ハンファ : キム・フェソン 3号、チェ・ジンヘン 7号、イ・ソンヨル 33号  KT : カン・ベッコ 28号
 ハンファは2回表にKTの先発フィアベンドから7番キム・フェソンの本塁打で2点を先制した。KTは2回裏にハンファの先発サンプソンから1番の高卒新人カン・ベッコのタイムリーで1点を返した。ハンファは3回表に2番イ・ヨンギュのタイムリー、5番チェ・ジンヘンの本塁打で3点、4回表に1番チョン・グヌのタイムリーで1点を追加し、2番手アン・ヨンミョンは5回裏途中まで無失点に抑え、3番手クォン・ヒョクに交代した。KTの2番手キム・サユルは6回表まで無失点に抑えた。ハンファの4番手パク・サンウォンと5番手キム・ボムスは無失点に抑えた。
 ハンファは7回表にKTの3番手ホン・ソンヨンから4番イ・ソンヨルの2試合連続本塁打で2点を追加した。KTは7回裏にハンファの6番手ソン・ウンボムから相手のエラーで1点を返した。ハンファは8回表にKTの4番手コ・チャンソンからチャンスを作ると、代わった5番手ぺ・ジェソンからイ・ヨンギュのタイムリーで2点を追加した。KTは8回裏にハンファの7番手ソ・ギュンからチャンスを作ると、代わった8番手イ・テヤンから9番オ・テゴンのタイムリー、カン・ベッコの本塁打で4点を返した。
 9番手チョン・ウラムは9回裏に相手の反撃を断ち、3位ハンファが勝利した。ハンファ打線ではイ・ヨンギュが3安打3打点、キム・フェソンが3安打1本塁打2打点と活躍。フィアベンドが4回6失点で降板したKTは再び最下位に転落。KT打線ではカン・ベッコが1本塁打4打点と活躍。


キア 10-11 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ソン・スンナク 3勝5敗28S  (敗)ムン・ギョンチャン 3敗
 ロッテは1回裏にキアの先発イム・ギヨンから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の内野ゴロの間に1点を先制し、5番チェ・テインのタイムリーで1点を追加した。さらに2回表に9番アン・ジュンヨルのタイムリーで1点を追加した。キアは3回表にロッテの先発ソン・スンジュンから4番アン・チホン、6番キム・ソンビンのタイムリー、8番キム・ミンシクへの押し出しの四球、9番パク・チュンテのタイムリーで7-3と逆転しソン・スンジュンをノックアウトした。さらにこの回代わったロッテの2番手イ・ミョンウから1番バーナディーナのタイムリーで1点を追加した。
 キアは3回裏途中から2番手パク・キョンテを登板させると、ロッテはこの回代わったキアの3番手ファン・インジュンから6番ムン・ギュヒョンの犠牲フライ、アン・ジュンヨルと代打ミン・ビョンホンのタイムリーで3点を返した。ロッテの3番手ユン・ギルヒョンと4番手コ・ヒョジュンは無失点に抑えた。ロッテは6回裏にキアの4番手イ・ミヌからチャンスを作ると、代わった5番手キム・ユンドンからイ・デホのタイムリーで8-8の同点に追いついた。ロッテの5番手オ・ヒョンテクは無失点に抑えた。キアは8回表にロッテの6番手ク・スンミンから3番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を勝ち越し、6番手イム・ギジュンは無失点に抑えた。
 7番手チン・ミョンホは9回表まで追加点を与えず、ロッテは9回裏にキアの7番手パット・ディーンからムン・ギュヒョンの犠牲フライで9-9の同点に追いつき試合は延長戦に突入した。キアは10回表にロッテの8番手ソン・スンナクからアン・チホンの犠牲フライで1点を勝ち越した。6位ロッテは10回裏にキアの8番手ユン・ソンミンからミン・ビョンホンの犠牲フライで10-10の同点に追いつき、11回裏にキアの9番手ムン・ギョンチャンからムン・ギュヒョンのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちし、4連勝となった。ロッテ打線ではイ・デホが3安打2打点、ミン・ビョンホンとムン・ギュヒョンが3打点と活躍。5位キアは抑えの切り札不在でロッテの勢いを食い止められなかった。キア打線ではアン・チホンが3打点と活躍。

順位表(2018.10.9)

         試合  勝   敗   分  勝率
1.トゥサン 139  90  49  0  .647
2.SK   141  77  63  1  .550
3.ハンファ 142  76  66  0  .535
4.ネクセン 142   74  68  0  .521
5.キア   140  68  72  0  .486
6.ロッテ  138  66  70  2  .485
7.サムソン 143  67  72  4  .482
8.LG   143  67  75  1  .472
9.NC   142  58  83  1  .411
10.KT   140  56  81  3  .409