DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  FAアン・ヨンミョンと再契約

 ハンファは28日、2018年のFA(フリーエージェント)承認選手となっていたアン・ヨンミョン投手(33)と契約期間2年、契約金2億ウォン、年俸3億5000万ウォン、オプション1億5000万ウォンの総額最大12億ウォンで再契約した。

 右腕アン・ヨンミョンは高校卒業後の2003年にハンファへ入団し、リリーフとして起用されたが2009年に先発として自己最多の11勝を記録した。しかし翌2010年6月にキアへトレードで移籍した。2011年シーズン開幕前、日本プロ野球福岡ソフトバンクから韓国へ復帰する際キアと契約したイ・ボムホ(FA行使の2009年以前はハンファに所属)の補償選手としてハンファに復帰することができた。その後軍へ入隊し、2014年よりハンファに復帰、2015年に10勝を記録した。しかし2016年は一軍未勝利、2017年は25試合に登板、1勝8敗、防御率5.75の成績で、オフシーズンにFAを行使しハンファに残留することになった。プロ15年間の通算成績は377試合に登板、49勝46敗16セーブ36ホールド、防御率4.90。

  コ・チャンソン、オーストラリア・シドニーブルーソックスより移籍

 KTは28日、コ・チャンソン投手(33)との契約を発表した。
 コ・チャンソンは大学卒業後にトゥサンへ入団し、リリーフとして起用され2010年には自己最多の73試合に登板、広州アジア競技大会韓国代表に選ばれ、優勝により兵役免除の恩典を受けた。だが2012年に一軍登板できず、同年オフシーズンに当時新球団だったNCの特別指名により移籍した。NCでは故障もあり登板機会があまり得られず、2016年限りで退団した。2017年は11月にオーストラリアベースボールリーグ・シドニーブルーソックスと契約し、2018年1月まで9試合に登板、1勝2敗1セーブ、防御率6.17の成績で、韓国での現役復帰への準備を進めていた。韓国でのプロ通算成績は9年間で273試合に登板、16勝13敗1セーブ57ホールド、防御率3.52。

(1月28日現在の為替レート:1000万ウォンが102万20円。)


(文責:ふるりん