3月6日、高尺スカイドーム(ソウル特別市九老区)にて1次ラウンドが開幕する2017 WBC(ワールドベースボールクラシック)の韓国代表チームにおいて、当初出場予定だったLGのイム・ジョンウ投手(25)がコンディション不調のため出場を辞退し、NCのイム・チャンンミン投手(31)が代役として出場することになった。
2009年にヒーローズへ入団、2013年より移籍したNCでサイドハンドの利点を生かしリリーフとして活躍するイム・チャンミンは、2015年WBSCプレミア12に出場し、韓国代表の優勝に貢献している。LGでリリーフとして活躍するイム・ジョンウはプロ入り後国際大会出場の経験はなかった。
新外国人打者ダリン・ラフと契約
サムソンは17日、2017年の新外国人打者としてダリン・ラフ内野手(30)と年俸総額110万ドルで契約した。
アメリカ合衆国出身の右打者ダリン・ラフは2009年にメジャーリーグベースボール(MLB)・フィラデルフィアフィリーズと契約し、2012年に初めてフィリーズでメジャーリーグに昇格した。2013年に14本塁打、2015年に12本塁打を記録し、2016年はフィリーズで43試合に出場、打率.203、3本塁打、9打点、0盗塁の成績だった。メジャーリーグでの5年間の通算成績は286試合に出場、打率.240、35本塁打、96打点、1盗塁。マイナーリーグでの8年間の通算成績は675試合に出場、打率.295、95本塁打、414打点、9盗塁。サムソンでは右の大砲として活躍が期待される。これにて2017年シーズンのサムソンの外国人選手枠3名はアンソニー・ラナウド、ザック・ペトリック(元横浜DeNA)の投手2名、今回契約したダリン・ラフとすべて新外国人選手となった。
WBCオランダ代表と練習試合
アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソンでキャンプ中のKTは現地時間16日(韓国時間17日)、キノスポーツコンプレックスでWBCオランダ代表と練習試合を行なった。
KTは2回裏、オランダ代表の先発ジャージェンスから犠牲フライで1点を先制した。KTの先発イ・サンファは3回表オドゥベルに逆転2ランを打たれたが、2番手コ・ヨンピョは5回表まで無失点に抑えた。オランダ代表の2番手マークウェルも4回裏まで無失点に抑えた。KTは5回裏、オランダ代表の3番手イェンテマからユ・ハンジュンの犠牲フライ、新外国人モネルのタイムリー、相手のエラーで4-2と逆転した。KTの3番手シム・ジェミンは7回表まで無失点に抑え、7回裏、オランダ代表の5番手プルッガーからチョン・ミンスの本塁打で1点を追加した。4番手チェ・デソン、5番手キム・ジェユンが無失点に抑え、KTが5-2で勝利した。
(文責:ふるりん)