7位ロッテ3連勝
キア−サムソン（大邱）は雨天により予備日の10月5日（水）18時半からに順延。
ハンファ ７−１ ＮＣ （馬山）
（勝）イ・テヤン ４勝８敗１Ｓ （敗）チェ・グムガン １１勝４敗２Ｓ
（本塁打） ハンファ ： イ・ソンヨル ９号
ハンファは1回表、ＮＣの先発チェ・グムガンから相手のエラーで1点を先制し、2回表6番イ・ソンヨルの本塁打、1番チョン・グヌのタイムリーで3点を追加した。さらに4回表、ＮＣの2番手ぺ・ジェファンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリー、5番イ・ヤンギの犠牲フライ、イ・ソンヨルのタイムリーで3点を追加した。ハンファの先発イ・テヤンは6回途中まで無失点に抑えた。
ＮＣの3番手ミン・ソンギ、4番手の高卒新人チェ・ソンヨンは追加点を与えなかった。ハンファの2番手パク・チョンジンは8回裏まで無失点に抑えた。ＮＣは9回裏、ハンファの3番手シム・スチャンから7番チョ・ヨンフンのタイムリーで1点を返したが、最後は4番手チョン・ウラムが抑えハンファが勝利し、サムソンを抜いて8位に浮上した。イ・テヤンが4勝目。ハンファ打線では3番ソン・グァンミンが3安打と活躍。すでに公式戦2位が確定しているＮＣは先発チェ・グムガンが4回途中で降板と不調だった。
ＳＫ ５−３ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キム・グァンヒョン １１勝８敗 （敗）キム・ジヨン ３勝４敗
（本塁打） ＳＫ ： キム・ガンミン １０号 ＬＧ ： チョン・ソンフン ６号
ＬＧは3回裏、ＳＫの先発ケリーから3番イ・チョヌンのタイムリーで1点を先制し、4回裏7番チョン・ソンフンのタイムリーで2点を追加した。ＳＫは5回表、ＬＧの先発ソーサから9番キム・ガンミンの2014年以来2年ぶりのシーズン2ケタ本塁打となる2ラン、3番チェ・ジョンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。ＳＫは7回裏途中から2番手キム・グァンヒョンが登板した。
ソーサも8回表途中まで3失点に抑えた。ＳＫは9回表、ＬＧの2番手キム・ジヨンからチャンスを作ると、代わった3番手ユン・ジウンから代打チェ・スンジュンのタイムリーで1点を勝ち越し、さらに代わった4番手イム・ジョンウから4番チョン・ウィユンの内野ゴロの間に1点を追加した。キム・グァンヒョンは9回裏も無失点に抑え、6位ＳＫが逆転勝ちした。4位ＬＧが敗れたことで、試合のなかったネクセンは公式戦3位が確定し、2013年以降4年連続進出のポストシーズンは準プレーオフ（日時未定）からの出場となった。
ＫＴ ４−５ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）パク・チンヒョン ６勝２敗 （セーブ）ソン・スンナク ７勝２敗２０Ｓ （敗）フィアベンド ７勝１３敗
（本塁打） ＫＴ ： ユ・ハンジュン １４号、イ・ジニョン １０号
ＫＴは1回表、ロッテの先発パク・チンヒョンから3番ユ・ハンジュンの2試合連続本塁打で2点を先制した。ロッテは3回裏、ＫＴの先発フィアベンドから3番ソン・アソプのタイムリーで1点を返した。ＫＴは5回表2番キム・ヨンフンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは5回裏1番チョン・ジュヌ、4番ファン・ジェギュン、6番キム・ムンホのタイムリーで5-3と逆転した。ＫＴは6回表、ロッテの2番手の大卒新人キム・ソンジェから4番イ・ジニョンの2試合連続本塁打で1点差とした。
ロッテの3番手パク・シヨン、4番手ホン・ソンヨン、5番手イ・ジョンミンは同点打を許さなかった。ＫＴも7回裏以降2番手ホン・ソンヨン、3番手イ・サンファ、4番手オム・サンベクの継投で追加点を与えなかった。6番手ソン・スンナクが9回裏を無失点に抑え、7位ロッテが逆転勝ちで3連勝となった。5回を3失点に抑えたパク・チンヒョンが6勝目。ソン・スンナクは2012年以降5年連続で20セーブを達成。ロッテ打線ではキム・ムンホが3安打2打点と活躍。最下位ＫＴは先発フィアベンドが6回5失点と振るわず3連敗。
テームズ、公式戦の残り試合とプレーオフ1試合出場停止へ
ＮＣの外国人選手エリック・テームズ内野手(29)が9月24日に飲酒運転の取り締まりを受けていた事実が球団側によって29日に公表されたことを受けて、ＫＢＯ（韓国野球委員会）は30日に賞罰委員会を開き、公式戦の残り試合（30日時点で8試合）と、公式戦2位が確定したＮＣが進出するポストシーズンのプレーオフ（開始日時未定）1試合の出場停止、罰金500万ウォン（9月30日の為替レートで約45万9200円）の処分を下した。
アメリカ合衆国出身のテームズは2014年よりＮＣに在籍し、2015年にはプロ野球史上初のシーズン40本塁打・40盗塁を達成し、首位打者にも輝くなど、チームの主力打者として活躍してきた。2015年シーズンは9月29日までに123試合に出場、打率.321、40本塁打、121打点、13盗塁の成績だった。
（文責：ふるりん）
