キア、サムソンを破り2位浮上 4位ＬＧ、5連敗から脱出
ＳＫ ５−８ ＬＧ （ソウル・蚕室)
（勝）チェ・ソンミン ２勝 （セーブ）イ・サンヨル ３敗２Ｓ （敗）キム・グァンヒョン ４勝５敗
ＳＫは3回表、ＬＧの先発シム・スチャンから1番チョン・グヌのタイムリーで1点を先制した。ＬＧは4回裏、ＳＫの先発キム・グァンヒョンから4番パク・ヨンテクの犠牲フライで1−1の同点に追いついたが、ＳＫは5回表、ＬＧの2番手チェ・ソンミンから3番パク・チョングォンの内野ゴロの間に1点を勝ち越した。だがＬＧは5回裏1番チョン・ジュヒョン、2番キム・テワンのタイムリーで4−1と逆転してキム・グァンヒョンをノックアウトし、代わったＳＫの2番手イ・スンホ(背番号37)、3番手イ・スンホ(背番号20)からパク・ヨンテクのタイムリー、6番チョン・ソンフンの内野ゴロの間や相手のエラーで4点を追加した。
ＳＫは7回表、ＬＧの3番手キム・ソンギュから4番イ・ホジュンのタイムリーで1点、8回表、ＬＧの4番手キム・グァンスからチョン・グヌのタイムリーで2点を返した。だが最後は5番手イ・サンヨルが抑え、4位ＬＧが逆転勝ちし5連敗から脱出した。首位ＳＫは先発キム・グァンヒョンが1回裏手に軽い怪我を負った影響もあったか、5回途中4失点でノックアウトされてしまい、打線も16安打ながら5得点に終わってしまった。打線ではチョン・グヌが4安打3打点、9番イム・フンが3安打と活躍。
サムソン ４−９ キア （光州）
（勝）ユン・ソンミン ８勝２敗１Ｓ （敗）ペ・ヨンス ５勝４敗
（本塁打） サムソン ： チェ・ヒョンウ １４号 キア ： ナ・ジワン ３号
キアは3回裏、サムソンの先発ペ・ヨンスから3番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリー、5番ナ・ジワンの3ランで4点を先制した。サムソンは5回表、キアの先発ユン・ソンミンから7番ソン・ジュインのタイムリーで1点を返したが、キアはその裏、サムソンの2番手クォン・オジュンからナ・ジワンの内野ゴロの間、6番キム・サンヒョンの2点タイムリーで3点を追加した。さらに6回裏、サムソンの3番手チャン・ウォンサムから1番イ・ヨンギュ、イ・ボムホのタイムリーで2点を追加した。
サムソンは8回表4番チェ・ヒョンウの3ランで反撃したが、キアはその後シム・ドンソプ、ソン・ヨンミンの継投で相手の反撃を断ち、サムソンを抜いて2位に浮上した。8回途中まで4失点だったが、打線の援護に恵まれたユン・ソンミンは最多勝争いトップタイの8勝目。打線ではイ・ボムホが3安打2打点、ナ・ジワンが1本塁打4打点と活躍。サムソンは先発ペ・ヨンスが5回途中4失点で降板となり、主導権を握れず6連勝後2連敗と勢いが持続せず、キアに抜かれ3位に後退。打線ではソン・ジュインが3安打1打点と活躍。
ロッテ ３−７ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）キム・ソンテ ２勝５敗 （敗）キム・ミョンソン １敗
（本塁打） ネクセン ： アルドリッジ ９号
ネクセンは2回裏、ロッテの先発の大卒新人キム・ミョンソンから8番ホ・ドファンのタイムリーで1点を先制した。ロッテは3回表、ネクセンの先発キム・ソンテから2番パク・チョンユンのタイムリーで1−1の同点に追いついたが、ネクセンも3回裏4番アルドリッジの2試合連続本塁打となる2ランで勝ち越した。ロッテも5回表3番ソン・アソプの併殺打の間に1点差と迫った。ネクセンは6回裏、ロッテの2番手チン・ミョンホから9番キム・ミンソンのタイムリーで1点、7回裏ロッテの5番手イム・ギョンワン、6番手イ・ミョンウから6番カン・ジョンホ、7番オ・ジェイルのタイムリーで3点を追加した。
ネクセンはソン・シニョン、大卒新人キム・デウの継投で相手の反撃を断ってきたが、ロッテは9回表、ネクセンの4番手ソン・スンナクから9番ホン・ソンフンの併殺打の間に1点を返した。しかし反撃もここまでで、最下位ネクセンがロッテに快勝し3連勝となった。6回を2失点に抑えたキム・ソンテが2勝目。5位ロッテは相手と同じ11安打ながら打線がつながらず3得点で、プロ初先発となった新人キム・ミョンソンも3回途中3失点で降板と、勝率5割がさらに遠のいた。
トゥサン １３−３ ハンファ （大田）
（勝）ニッパート ６勝４敗 （セーブ）ノ・ギョンウン １勝１Ｓ （敗）アン・スンミン ２勝５敗
（本塁打） トゥサン ： チェ・ジュンソク １０号、キム・ヒョンス ５号、イ・ジョンウク ２号、イ・ソンヨル ５号
ハンファは2回裏、トゥサンの先発ニッパートから9番イ・ヨサンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは3回表、ハンファの先発アン・スンミンから1番イ・ジョンウク、2番オ・ジェウォン、3番キム・ヒョンスのタイムリー、5番チェ・ジュンソクの2試合連続本塁打となる2ランで6−1と逆転し、アン・スンミンをノックアウトした。トゥサンは5回表3番キム・ヒョンスの本塁打で2点、6回表、ハンファの3番手ソン・チャンシクから9番チョン・スビンのタイムリー、イ・ジョンウクの2ランで3点を追加した。
ハンファは7回裏、トゥサンの2番手ノ・ギョンウンから1番カン・ドンウのタイムリーで1点、8回裏イ・ヨサンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで7位トゥサンが大勝し、6位ハンファとの差をつめた。6回を1失点に抑えたニッパートがチーム最多の6勝目。ノ・ギョンウンはプロ9年目にて初セーブ。12安打4本塁打と爆発した打線ではイ・ジョンウクが3安打1本塁打3打点、キム・ヒョンスが1本塁打4打点と活躍。6位ハンファ１は先発アン・スンミンが3回途中6失点で降板し、打線の反撃も控えめだった。打線ではイ・ヨサンが3安打と活躍。
