DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.25) 結果

2位LG7連勝  NC、KTと同率5位に浮上

 サムソン-ハンファ(大田)は雨天中止。

 

NC 7-4 キア  (光州)

(勝)ハート 9勝2敗  (セーブ)イ・ヨンチャン 3勝4敗16S  (敗)キム・ドヒョン 2勝4敗

本塁打) キア : キム・ドヨン 26号

 NCは1回表にキアの先発キム・ドヒョンから4番デビッドソン(元広島)への押し出しの四球、5番クォン・ヒィドンと6番キム・ヒィジプのタイムリー、相手のエラーなどで6点を先制した。キアの2番手キム・スンヒョンは3回表まで、3番手イム・ギヨンは5回表まで追加点を与えなかった。キアは5回裏にNCの先発ハートから3番キム・ドヨンの本塁打で2点を返した。NCは6回表にキアの4番手イ・ジュニョンからチャンスを作ると、代わったキアの5番手チャン・ヒョンシクから5番クォン・ヒィドンの犠牲フライで1点を追加した。NCの2番手キム・ジェヨルは7回裏から登板した。

 キアの6番手イ・ヒョンボムは8回表まで追加点を与えなかった。キアは8回裏にNCの3番手キム・ヨンギュから7番ピョン・ウヒョクのタイムリー、1番ソクラテスの犠牲フライで2点を追加した。キアの7番手クァク・トギュは9回表に追加点を与えなかった。NCの4番手イ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、NCが勝利し勝率5割でKTと同率5位に並んだ。6回を2失点に抑えたハートは9勝目。先発キム・ドヒョンが2回途中6失点で降板した首位キアは連勝が8で止まった。

 

 

LG 9-6 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)チョン・ウヨン 2勝1敗  (セーブ)ペク・スンヒョン 1勝1敗2S  (敗)パク・チン 3敗

本塁打) LG : オースティン 21号 

 ロッテは1回裏にLGの先発チェ・ウォンテから2番ユン・ドンヒィのタイムリーで1点を先制し、チェ・ウォンテは頭部への死球で退場となった。ロッテはこの回代わったLGの2番手イ・ジガンから6番コ・スンミンの犠牲フライ、7番チョン・ジュヌと8番パク・スンウクのタイムリーで3点を追加した。ロッテは4回裏にLGの3番手キム・ヨンジュンから相手のエラーで1点を追加した。LGは5回表にロッテの先発キム・ジヌクから3番オースティンの本塁打で3点を返し、4番手イム・ジュンヒョンは6回裏まで追加点を与えなかった。

 LGは7回表にロッテの2番手ハン・ヒョンヒィからチャンスを作ると、代わったロッテの3番手チン・ヘスから2番オ・ジファンの犠牲フライで1点を返した。LGの5番手キム・デヒョンは7回裏に追加点を与えなかった。LGは8回表にロッテの4番手ク・スンミンからチャンスを作ると、代わったロッテの5番手キム・ガンヒョンから8番シン・ミンジェのタイムリーで5-5の同点に追いついた。ロッテの6番手の大卒新人チョン・ヒョンスは無失点に抑えた。ロッテは8回裏にLGの6番手キム・ユヨンから8番パク・スンウクの犠牲フライで6‐5と勝ち越した。LGは9回表にロッテの7番手キム・ウォンジュンから代打ク・ボンヒョクのタイムリーで6-6の同点に追いついた。

 LGの7番手ユ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。LGの8番手チョン・ウヨンは10回裏を無失点に抑えた。LGは11回表にロッテの8番手パク・チンからチャンスを作ると、代わったロッテの9番手チェ・イジュンから7番パク・ヘミンの走者一掃となるタイムリーで3点を勝ち越した。LGの9番手ペク・スンヒョンは9回裏を無失点に抑え、2位LGが勝利し7連勝となった。8位ロッテは4連敗。

 

 

キウム 6-1 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・ユンハ 1勝1敗  (敗)白川 2勝3敗

 キウムは4回表にトゥサンの先発の代替外国人白川から3番ソン・ソンムンのタイムリーで1点を先制し、5回表に2番ドーソンへの押し出しの四球で1点を追加し白川をノックアウトした。トゥサンの2番手キム・ミョンシンは7回表まで追加点を与えなかった。キウムの先発の高卒新人キム・ユンハは7回裏まで無失点に抑えた。キウムは8回表にトゥサンの3番手イ・ギョフンから5番の大卒新人コ・ヨンウのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは8回裏にキウムの2番手キム・ソンミンから2番イ・ユチャンのタイムリーで1点を返した。

 キウムは9回表にトゥサンの4番手キム・ドンジュから9番イ・ヨンギュのタイムリー、代わったトゥサンの5番手パク・チョンスからドーソンのタイムリー、相手のエラーで計3点を追加した。キウムの3番手チュ・スンウは9回裏を無失点に抑え、最下位キウムが勝利した。キム・ユンハはプロ初勝利。4位トゥサンでは先発白川が5回途中2失点で降板した。

7回無失点でプロ初勝利をあげたキム・ユンハ(キウム) https://www.xportsnews.com/article/1886297

 

 

SSG 2-4 KT  (水原)

(勝)コ・ヨンピョ 3勝2敗  (セーブ)パク・ヨンヒョン 7勝2敗16S  (敗)オ・ウォンソク 5勝6敗

本塁打) KT : ファン・ジェギュン 6号、シム・ウジュン 1号

 SSGは2回表にKTの先発コ・ヨンピョから5番ハン・ユソムのタイムリーで1点を先制した。KTは2回裏にSSGの先発オ・ウォンソクから8番ファン・ジェギュンの本塁打、9番シム・ウジュンの2者連続本塁打(2022年8月以来の本塁打)で4-1と逆転した。SSGの2番手ソ・ジニョンは5回裏、3番手ハン・ドゥソルは6回裏、4番手キム・テッキョンは7回裏に追加点を与えなかった。

 SSGは8回表にKTの2番手ウ・ギュミンから6番イ・ジヨンのタイムリーで1点を返し、5番手イ・ロウンは8回裏に追加点を与えなかった。KTの3番手パク・ヨンヒョンは9回表を無失点に抑え、5位KTが勝利し勝率5割でNCと並んだ。7回を1失点に抑えたコ・ヨンピョは3勝目。先発オ・ウォンソクが4回4失点で降板したSSGは3連敗で7位に後退した。


【レギュラーシーズン 順位表】

(7月25日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.キア    97  59  36  2  .621

2.LG    97  53  42  2  .558

3.サムソン  97  50  45  2  .526

4.トゥサン  100 51  47  2  .520

5.KT    96  47    47   2    .500

5.NC    94  46  46  2  .500

7.SSG   95  46  48  1  .489

8.ロッテ      93  39  51  3    .433

9.ハンファ  95  40  53  2  .430

10.キウム     94     39     55    0     .415

 

(文責 : ふるりん