DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.14) 結果

LGとトゥサン、同率3位に

 キウムーNC(昌原)、KT-ロッテ(釜山・社稷)は雨天中止。

 

SSG 4-13 キア  (光州)

(勝)チャン・ヒョンシク 3勝3敗   (敗)ノ・ギョンウン 6勝4敗

 SSGは1回表にキアの先発ネイルから2番チュ・シンスのタイムリーで1点、2回表に1番チェ・ジフンのタイムリーで1点を追加した。キアは3回裏にSSGの先発エリアスから2番パク・チャンホのタイムリー、相手のエラーで3-2と逆転した。SSGは6回表にキアの2番手イ・ジュニョンから9番コ・ミョンジュンのタイムリーで3-3の同点に追いつき、7回表にキアの3番手チャン・ヒョンシクから4番エレディアの内野ゴロの間に4-3と逆転した。キアは7回裏にSSGの2番手ノ・ギョンウンから相手のエラー、3番キム・ドヨンと5番ナ・ソンボムのタイムリーで6-4と逆転した。SSGの3番手イ・ロウンは追加点を与えなかった。

 キアの4番手キム・デユは8回表途中から登板した。キアは8回裏にSSGの4番手ハン・ドゥソルからチャンスを作ると、代わったSSGの5番手ソ・ジニョンから途中出場の4番イ・チャンジンへの押し出しの四球、途中出場の5番パク・チョンウと途中出場の6番ソ・ゴンチャンのタイムリー、さらに代わったSSGの6番手ペク・スンゴンから9番チェ・ウォンジュンと1番ソクラテスのタイムリーで計7点を追加した。キアの5番手キム・ドヒョンは9回表を無失点に抑え、首位キアが勝利した。5位SSGでは先発エリアスが6回を3失点に抑えるもリリーフが機能しなかった。

キアは7回表にキム・ドヨンのタイムリーなどで逆転 https://sports.chosun.com/baseball/2024-07-14/202407140100109500014549

 

 

サムソン 6-2 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)イ・スンヒョン(背番号20) 5勝1敗  (敗)イ・ヨンハ 4勝1敗2S

本塁打) サムソン : カン・ミンホ 8号

 トゥサンは2回裏にサムソンの先発イ・スンヒョン(背番号57)から6番ヤン・ソックァンのタイムリーで1点を先制した。サムソンは5回表にトゥサンの先発の新外国人バラゾビックからチャンスを作ると、代わったトゥサンの2番手イ・ギョンフンから2番イ・ジェヒョンへの押し出しの四球で1-1の同点に追いついた。トゥサンは5回裏に9番チョ・スヘンのタイムリーで2-1と勝ち越した。サムソンは7回表にトゥサンの3番手イ・ヨンハからイ・ジェヒョンのタイムリー、4番カン・ミンホの本塁打で5-2と逆転した。

 サムソンの2番手イ・スンヒョン(背番号20)は7回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの4番手キム・ユソンは8回表まで追加点を与えなかった。サムソンの3番手キム・ジェユンは8回裏を無失点に抑えた。サムソンは9回表にトゥサンの5番手パク・チョンスから5番イ・ソンギュへの押し出しの死球で1点を追加した。サムソンの4番手オ・スンファン(元阪神)は9回裏を無失点に抑え、2位サムソンが勝利した。トゥサンはLGと同率3位に並ばれた。

 

 

LG 8-4 ハンファ  (大田)

(勝)ケリー 5勝8敗  (敗)ワイス 1勝1敗 

本塁打) ハンファ : チェ・ウンソン 8号

 LGは1回表にハンファの先発の代替外国人ワイスから5番オ・ジファンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは4回裏にLGの先発ケリーから5番チェ・ウンソンのタイムリーで1-1の同点に追いつき、6回裏に相手のエラーで2‐1と逆転した。LGは7回表に1番ホン・チャンギと3番キム・ヒョンスのタイムリーで3‐2と逆転し、ワイスをノックアウトした。さらにこの回代わったハンファの2番手イ・ミヌから4番ムン・ボギョンの犠牲フライ、オ・ジファンのタイムリーで2点を追加した。LGの2番手キム・ジンソンは7回裏を無失点に抑えた。LGは8回表にハンファの3番手ハン・スンヒョクからチャンスを作ると、代わったハンファの4番手の高卒新人チョ・ドンウクからムン・ソンジュと3番キム・ヒョンスのタイムリーで3点を追加した。

 ハンファは8回裏にLGの3番手の新人チョン・ジフンからチェ・ウンソンの本塁打で2点を返した。LGの4番手チェ・ドンファンは無失点に抑えた。ハンファの5番手チュ・ヒョンサンは9回表に追加点を与えなかった。LGの5番手ユ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、LGが勝利しトゥサンと同率3位に並んだ。6回を2失点に抑えたケリーは5勝目。LG打線ではキム・ヒョンスとオ・ジファンが3安打2打点と活躍。8位ハンファでは先発ワイスが7回途中5失点で降板した。ハンファ打線ではチェ・ウンソンが3安打1本塁打3打点、4番アン・チホンが3安打と活躍。

 


【レギュラーシーズン 順位表】

(7月14日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.キア    89  52  35  2  .598

2.サムソン  90  48  40  2  .545

3.LG    92  48  42  2  .533

3.トゥサン  92  48  42  2  .533

5.SSG   90  45  44  1  .506

6.NC    87  42  43  2  .494

7.KT    89  41    46   2    .471

8.ハンファ  88  38  48  2  .442

9.ロッテ      85  36  46  3    .439

10.キウム     86     37     48    0     .430

 

(文責 : ふるりん