DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.22) 結果

5位キア9連敗から脱出  7位ロッテ3連勝 

   

ハンファ 1-10 SSG  (仁川)

(勝)ノ・ギョンウン 11勝5敗1S  (敗)チャン・シファン 5敗14S

本塁打) SSG : チェ・ジュファン 8号

 SSGは2回裏にハンファの先発キム・ミヌから5番チェ・ジュファンの本塁打で1点を先制した。ハンファは3回表にSSGの先発パク・チョンフンから3番ノ・シファンの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。SSGの2番手ノ・ギョンウンは8回表を無失点に抑えた。SSGは8回裏にハンファの2番手チャン・シファンから2番チェ・ジフンの送りバント、3番チェ・ジョンのタイムリーで2点を勝ち越した。

 SSGは8回裏に代わったハンファの3番手イ・チュンホからさらにチャンスを拡大し、4番手キム・ジェヨンから代打チョン・ウィサン、7番パク・ソンハン、代打イ・ジョンボムのタイムリー、代わったハンファの5番手リュ・ヒィウンから1番ラガーレスのタイムリーなどで計7点を追加した。SSGの3番手ソ・ジニョンは9回表を無失点に抑え、首位SSGが勝利した。ノ・ギョンウンは11勝目。最下位ハンファはリリーフが機能せず3連敗。

 

 

ロッテ 7-1 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)バーンズ 12勝12敗  (敗)イム・チャンギュ 5勝10敗

本塁打) ロッテ : アン・チホン 4号  LG : チェ・ウンソン 11号 

 ロッテは3回表にLGの先発イム・チャンギュから1番ファン・ソンビンと2番レックスのタイムリーで3点を先制した。ロッテの先発バーンズは6回裏まで無失点に抑えた。ロッテは7回表に代打ハン・ドンヒィのタイムリーで1点を追加しイム・チャンギュをノックアウトすると、代わったLGの2番手チェ・ソンフンから代打シン・ヨンス、2番レックスのタイムリーで3点を追加した。LGの3番手キム・ジンソンは追加点を与えなかった。

 ロッテは8回表にLGの4番手ソン・ウンボムから5番アン・チホンの本塁打で1点を追加した。ロッテの2番手の高卒新人イ・ミンソクは8回裏まで無失点に抑えた。LGの5番手ぺ・ジェジュンは9回表に追加点を与えなかった。LGは9回裏にロッテの3番手キム・ジヌクから4番チェ・ウンソンの本塁打で1点を返した。ロッテの4番手ソ・ジヌォンは無失点に抑え、7位ロッテが勝利し3連勝となった。バーンズは12勝目。2位LGでは先発イム・チャンギュが7回途中5失点で降板した。

 

 

トゥサン 5-2 キウム  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・ミョンシン 3勝3敗  (セーブ)ホン・ゴンヒィ 2勝8敗14S (敗)チョン・チャンホン 5勝6敗  

本塁打) トゥサン : イ・ユチャン 1号

 キウムは2回裏にトゥサンの先発チェ・スンヨンから7番ソン・ソンムンのタイムリーで1点を先制し、8番キム・ジェヒョンの内野ゴロの間に1点を追加した。トゥサンは4回表にキウムの先発チョン・チャンホンから代打フェルナンデスのタイムリー、9番イ・ユチャンの2020年9月以来の打点となる犠牲フライなどで4-2と逆転した。キウムの2番手ヤン・ヒョンは6回表まで追加点を与えなかった。トゥサンの2番手キム・ミョンシンは6回裏途中まで無失点に抑えた。トゥサンは7回表にキウムの3番手イ・スンホからイ・ユチャンのプロ6年目にしての初本塁打で1点を追加した。

 トゥサンの3番手チョン・チョルォンは7回裏まで無失点に抑えた。キウムの4番手の高卒新人イ・ミョンジョンは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンの4番手キム・ガンニュルは8回裏を無失点に抑えた。キウムの5番手キム・ソンジンは9回表に追加点を与えなかった。トゥサンの5番手ホン・ゴンヒィは9回裏を無失点に抑え、9位トゥサンが勝利した。3位キウムでは先発チョン・チャンホンが4回4失点で降板した。

 

 

KT 9-7 サムソン  (大邱

(勝)キム・ジェユン 9勝6敗31S  (敗)イ・ジェイク 3勝2敗 

本塁打) KT : アルフォード 13号、カン・ベッコ 5号  サムソン : オ・ジェイル 19号、キム・テグン 2号 

 KTは2回表にサムソンの先発ファン・ドンジェから9番シム・ウジュン、1番チョ・ヨンホ、2番カン・ベッコのタイムリーで4点を先制した。サムソンは3回裏にKTの先発ソ・ヒョンジュンから4番オ・ジェイルの本塁打、9番の高卒新人イ・ジェヒョンのタイムリーなどで3点を返した。サムソンは4回裏に代打カン・ミンホのタイムリーで4-4の同点に追いついた。サムソンの2番手ホン・ジョンウは6回表、3番手イ・サンミンは7回表に追加点を与えなかった。サムソンは7回裏にKTの2番手イ・チェホから2番カン・ハヌルのタイムリーなどで6-6の同点に追いついた。KTの3番手キム・ミンスは追加点を与えなかった。サムソンの4番手ウ・ギュミンは8回表を無失点に抑えた。

 KTは9回表にサムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)から3番アルフォードの本塁打で6-6の同点に追いついた。KTの4番手の高卒新人パク・ヨンヒョンは9回裏まで無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。サムソンの6番手イ・スンヒョン(背番号20)は10回表を無失点に抑えた。KTは11回表にサムソンの7番手イ・ジェイクからカン・ベッコの本塁打などで3点を勝ち越した。サムソンは11回裏にKTの5番手キム・ジェユンから途中出場の8番キム・テグンの本塁打で1点を返したが、4位KTが勝利した。KT打線ではカン・ベッコが3安打1本塁打3打点、アルフォードが3安打1本塁打2打点と活躍。8位サムソンではリリーフが機能しなかった。サムソン打線では5番ク・ジャウクが3安打と活躍。

 

 

キア 3-1 NC  (昌原)

(勝)ヤン・ヒョンジョン 12勝7敗  (セーブ)チョン・ヘヨン 2勝6敗29S  (敗)ク・チャンモ 9勝5敗

 キアは1回表にNCの先発ク・チャンモから5番ソクラテスと6番パク・トンウォンのタイムリーで3点を先制した。NCは6回裏にキアの先発ヤン・ヒョンジョンからチャンスを作ると、代わったキアの2番手パク・チュンピョから4番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を返した。キアの3番手イ・ジュニョンは無失点に抑えた。NCの2番手リュ・ジヌクは7回表から登板し途中で4番手キム・ヨンギュに交代した。

 キアの3番手チャン・ヒョンシクは8回裏途中まで無失点に抑えた。NCの5番手キム・シフンは9回表に追加点を与えなかった。キアの4番手チョン・ヘヨンは9回裏を無失点に抑え、5位キアが勝利し9連敗から脱出した。6回途中まで1失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは12勝目。キア打線ではソクラテスが3安打2打点と活躍。6位NCでは先発ク・チャンモが6回3失点で降板した。

ソクラテス(キア)は3安打2打点 https://www.jnilbo.com/view/media/view?code=2022092221413837008

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月22日時点)

         試合   勝   敗   分  勝率

1.SSG      134  84  46  4  .646

.LG    129  79  48  2  .622

.キウム   137  76  59  2  .563

4.KT    133  73  58  2  .557

5.キア    133  63  69  1  .477

6.NC    130  59  68  3  .465

7.ロッテ   136  61  71  4  .462 

8.サムソン  133  59  72  2     .450

9.トゥサン  130  55  73  2  .430

10.ハンファ  133  43  88    2     .328

 

(文責 : ふるりん