ロッテジャイアンツは9月13日、2022年シーズンの残余日程発表を受けて、2022年シーズン限りで現役引退を表明しているイ・デホ内野手(40)の本拠地の釜山広域市・社稷野球場での引退試合がレギュラーシーズン最終戦(予定)の10月8日(土)17時開始のLGツインス戦となることを発表した。
イ・デホは高校卒業後の2001年にロッテへ入団、2006年、2010年に打撃三冠王(打率・本塁打・打点トップ)に輝くなど韓国を代表する右打者として活躍を続けた。2012年から2015年まで日本プロ野球・オリックスと福岡ソフトバンク、2016年にMLBシアトルマリナースと国外でも活躍した。野球韓国代表でも2008年北京オリンピック、2015 WBSCプレミア12の優勝に貢献した。
2017年よりロッテに復帰し、2020年シーズンオフに2度目のFA(フリーエージェント)となり2年契約を結び、それが終了する2022年シーズン限りでの現役引退をかねてから公言していた。7月16日のオールスター戦からイ・デホの引退ツアーが開始され、遠征先で現役最後となる試合では相手チームからも表彰され、偉大なる打者への敬意が払われている。
イ・デホは2022年シーズン、9月11日時点で125試合に出場、打率.336、19本塁打、84打点と好調を維持しており、最後の最後まで主力として活躍し続け、ロッテのみならず多くのプロ野球ファンたちから名残を惜しまれ、盛大な歓声と拍手を浴びると思われる。
(文責 : ふるりん)