DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手アンソニー・アルフォード外野手と契約

 KTウィズは5月26日、2022年シーズンの新外国人選手としてアンソニー・アルフォード外野手(27)と総額57万7000ドルで契約した。これにより2022年シーズン当初に契約したヘンリー・ラモス外野手(30)はウェーバー公示されると思われる。

 アメリカ合衆国出身の右打者アンソニー・アルフォードは2012年にMLBトロントブルージェイスと契約、2017年にブルージェイスで初めてメジャーリーグに昇格した。2020年シーズン途中の8月にピッツバーグパイレーツへ移籍し、2021年はパイレーツで49試合に出場、5本塁打、11打点を記録した。2022年シーズンは当初パイレーツと契約し2試合に出場したがFA(フリーエージェント)となり、5月にクリーブランドガーディアンスとマイナー契約を結んだ。メジャーリーグ6年間の通算成績は打率.209、8本塁打、20打点、11盗塁。マイナーリーグ10年間の通算成績は562試合に出場、打率.268、53本塁打、233打点、125盗塁。

 2022年よりKTと契約したラモスは18試合に出場、打率.250、3本塁打、11打点、2盗塁の成績だったが、4月23日のNCダイノス戦を最後に負傷で試合に出場せず復帰に時間がかかるとされ、代役の新外国人選手アンソニー・アルフォードと契約することになった。2021年に韓国シリーズ蜂優勝を成し遂げたKTは5月25日時点で8位に低迷し、5月18日に新外国人選手ウェス・ベンジャミン投手との契約を発表するとウィリアム・クエバス投手をウェーバー公示し、これで2度目の外国人選手の交代を行ったため2022年シーズン中にこれ以上新外国人選手と契約することはできない。

 

(文責 : ふるりん