DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

キム・グァンヒョン投手と4年151億ウォンで契約

 SSGランダースは3月8日、キム・グァンヒョン投手(33)と2022年から契約期間4年、総額最大151億ウォンで契約した。

 左腕キム・グァンヒョンは高校卒業後の2007年にSKワイバーンスへ入団、新人ながら韓国シリーズで活躍しSKの初優勝に貢献した。2008年北京オリンピック野球に韓国代表として出場、優勝に貢献し兵役免除の恩典を受けた。2008年に16勝、2010年に17勝で最多勝の個人タイトルを受賞、SKの韓国シリーズ優勝に貢献した。2014年仁川アジア競技大会野球韓国代表、2015 WBSCプレミア12韓国代表、2018年のSKの韓国シリーズ優勝にも貢献、2019年シーズン終了後にポスティングでMLBセントルイスカーディナルスへ移籍した。2019年までの韓国での通算13年間の成績は298試合に登板、136勝77敗2セーブ、防御率3.27。

 セントルイスカーディナルスでは2020年に3勝、2021年に7勝を記録するも、同年シーズン終了後にFAとなっていた。メジャーリーグ通算2年間の成績は35試合に登板、10勝7敗2セーブ、防御率2.97。2022年シーズンのMLBは労使交渉の影響で開幕が延期となり先行きが不透明で、2021年3月にSKを買収して誕生したSSGが韓国野球委員会KBO)にキム・グァンヒョンの身分照会を行い、すぐに契約へこぎつけた。2年間のMLBでの活動を終え、実質古巣への復帰となったキム・グァンヒョンは早期にチームへ合流する予定。背番号もSK時代と同じ29に決まった。

 

(文責 : ふるりん