LGツインスは12月17日、2022年のFA(フリーエージェント)選手だったキム・ヒョンス外野手(33)と契約期間4年(オプションを達成すれば2年延長)、最初の4年間は契約金50億ウォン、年俸総額40億ウォンの総額90億ウォン、延長の際の2年間は総額25億ウォンの総額最大115億ウォンで再契約した。
左打者のキム・ヒョンスは高校卒業後の2006年にトゥサンベアースへ入団、2008年に打率.357で首位打者となり同年の北京オリンピック野球韓国代表の優勝で兵役免除の恩典を受けた。その後もトゥサンの主力打者として活躍し2009 WBC、2010年広州アジア競技大会、2013 WBC、2014年仁川アジア競技大会の韓国代表に選ばれた。2015年はトゥサンの韓国シリーズとWBSCプレミア12韓国代表の優勝に貢献、同大会MVP(最優秀選手)を受賞した。同年シーズン終了後に初のFAとなり2016年よりMLBボルティモアオリオールスに移籍した。翌2017年シーズン途中の7月にトレードでフィラデルフィアフィリースに移籍した。
2018年より韓国に復帰し古巣のトゥサンではなくLGと4年契約を結び、主力として活躍し同年打率.362で10年ぶり2度目の首位打者となった。2018年ジャカルタ・パレンバンアジア競技大会、2019 WBSCプレミア12、2020年東京オリンピック野球に韓国代表として出場した。2021年は140試合に出場、打率.285、17本塁打、96打点、3盗塁の成績で、シーズン終了後に2度目のFAとなった。韓国でのプロ14年間の通算成績は1670試合に出場、打率.319、1943安打、212本塁打、1169打点、61盗塁。
(文責 : ふるりん)