KBO(韓国野球委員会)は11月26日、初の2022年フューチャースリーグFA(フリーエージェント)承認選手3名を公示した一軍登録日数が60日以下のシーズンが7年以上続いた選手が対象で、当該年度(今回は2021年シーズン)で一軍登録日数が145日以上あった選手は除外されている。2011年から2019年まで2年ごとに実施されていた余剰戦力対象の2次ドラフトは球団ごとに姿勢が違う(選手を指名すると補償金がかかるため選手を指名しない球団も複数あった)など問題が多かったため廃止されることになり、その代わりに移籍して出場機会を得ようとする選手たちへの救済策として導入され、11月22日にFA資格選手16名が公示され、うち3名が申請した。
【2022年 フューチャースリーグFA選手】
KT : チョン・ユス(投手)
トゥサン : クク・ヘソン(外野手)
NC : カン・ドンヨン(投手)
フューチャースFA承認選手3名は、11月27日から全球団と契約交渉が可能となる。各球団は他球団に所属していたフューチャースリーグFA選手と最大3名まで契約することができる。もし他球団のフューチャースリーグFA選手と契約する場合は前所属球団に前年の年俸と同額の補償金を支払う。選手には別途契約金は支給されない。
(文責:ふるりん)