DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2021年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.30) 結果

KTとサムソン、同率首位で1位決定戦へ  LG3位、トゥサン4位、キウム5位確定

 

 KTとサムソンはレギュラーシーズン144試合を終えても同率首位だったため、2020年からの規定(適用は初)により10月31日14時より大邱サムソンライオンズパークで両チームが優勝決定戦で対戦することになった(延長戦ありで引き分けなし)。勝者は優勝となり韓国シリーズ(11月14日からを予定)に出場、敗者はプレーオフ(11月9日からを予定)に出場する。

 

KT 8-3 SSG (仁川)

(勝)ソ・ヒョンジュン 7勝7敗    (敗)チャン・ジフン 2勝5敗1S

本塁打) KT : ユ・ハンジュン 5号、ホイング 11号  SSG : ハン・ユソム 31号

 KTは1回表にSSGの先発の高卒新人キム・ゴヌからチャンスを作ると、代わったSSGの2番手の大卒新人チャン・ジフンから4番ユ・ハンジュンへの押し出しの四球、6番チャン・ソンウの犠牲フライで2点を先制した。SSGは1回裏にKTの先発ソ・ヒョンジュンから4番ハン・ユソムへの押し出しの四球で1点を返すと、6番パク・ソンハンの内野ゴロの間に2-2の同点に追いついた。KTは3回表にユ・ハンジュンの本塁打で1点を勝ち越した。KTは5回表にSSGの3番手キム・サンスからチャンスを作ると、代わったSSGの4番手キム・テフンから相手の暴投、3番カン・ベッコのタイムリー、さらに代わったSSGの5番手パク・ミンホから5番ホイングの本塁打で計5点を追加した。SSGは6回裏にKTの2番手コ・ヨンピョからハン・ユソムの本塁打で1点を返した。

 SSGの6番手チェ・ミンジュンは8回表まで追加点を与えなかった。SSGの7番手イ・テヤンは9回表に追加点を与えなかった。KTの3番手キム・ジェユンは9回裏を無失点に抑え、KTがレギュラーシーズン最終戦に勝利しサムソンと同率首位だったため、10月31日にサムソンとの1位決定戦に出場することとなった。5回を2失点に抑えたソ・ヒョンジュンは7勝目。SSGはレギュラーシーズン最終戦で6位に後退し、前身のSK時代の2019年以来2年ぶりのポストシーズン進出はならなかった。開幕前にSKからSSGへの球団売却が発表され、新たな第一歩を踏み出したSSGランダースはキム・ウォンヒョン監督のもと前年の9位からポストシーズン進出をめぐる争いに加わったもののあと一歩及ばなかった。

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コ・ヨンピョ(KT)は2番手として登板

 

 

サムソン 11-5 NC (昌原)

(勝)チェ・チェフン 5勝9敗  (敗)パーソンズ 4勝8敗

本塁打) NC : ナ・ソンボム 33号、キム・ジュウォン 5号  サムソン : ピレラ 29号、オ・ジェイル 25号、キム・ホンゴン 4号

 サムソンは1回表にNCの先発パーソンズから4番ピレラ(元広島)の本塁打で2点を先制した。NCは1回裏にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から3番ナ・ソンボムの本塁打で3-2と逆転した。サムソンは3回表に相手のエラーで3-3の同点に追いついた。NCは4回裏に1番チェ・ジョンウォンのタイムリーで4-3と勝ち越した。サムソンは5回表に3番オ・ジェイルの本塁打で5-4と逆転し、6回表にNCの2番手ムン・ギョンチャンから7番キム・ホンゴンの本塁打、代わったNCの3番手カン・ドンヨンから2番ク・ジャウクのタイムリーで計3点を追加した。サムソンは7回表にNCの4番手ウォン・ジョンヒョンから9番オ・ソンジンのタイムリー、1番パク・ヘミンの犠牲フライで2点を追加した。

 NCの5番手リュ・ジヌクは8回表に追加点を与えなかった。サムソンの2番手チェ・チェフンは8回裏まで無失点に抑えた。サムソンは9回表にNCの6番手の高卒新人イ・ヨンジュンからパク・ヘミンのタイムリーで1点を追加した。NCは9回裏にサムソンの3番手オ・スンファン(元阪神)から2番の高卒新人キム・ジュウォンの本塁打で1点を返したが、サムソンが勝利しKTとの同率首位のままでレギュラーシーズンを終えたため、10月31日にKTと1位決定戦を行うこととなった。サムソン打線ではク・ジャウクが3安打2打点と活躍。7位NCでは先発パーソンズが5回5失点で降板した。2020年に韓国シリーズ初優勝と気勢を上げたNCではあったが後半に失速し、2年連続優勝どころか7位で2018年以来3年ぶりとなるポストシーズン進出失敗となった。

 

 

LG 2-4 ロッテ (釜山・社稷

(勝)パク・セウン 10勝9敗4敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 4勝4敗35S  (敗)ケリー 13勝8敗

本塁打) LG : キム・ミンソン 8号  ロッテ : アン・ジュンヨル 3号

 LGは5回表にロッテの先発パク・セウンから4番チェ・ウンソンへの押し出しの四球で1点を先制した。ロッテは5回裏にLGの先発ケリーから8番アン・ジュンヨルの本塁打で1-1の同点に追いついた。ロッテは6回裏にアン・ジュンヨルのタイムリー、代わったLGの2番手イ・ジョンヨンから1番チョン・ジュヌのタイムリー、2番ソン・アソプの犠牲フライで計3点を勝ち越した。ロッテの2番手ク・スンミンは7回表を無失点に抑えた。LGの3番手チョン・ウヨンは7回裏に追加点を与えなかった。LGは8回表にロッテの3番手チェ・ジュニョンから6番キム・ミンソンの本塁打で1点を返し、4番手ペク・スンヒョンは8回裏に追加点を与えなかった。

 ロッテの4番手キム・ウォンジュンは9回表に相手の反撃を断ち、8位ロッテが勝利し引き分け1つを挟み3連敗から脱出した。6回を1失点に抑えたパク・セウンは10勝目。ロッテ打線ではチョン・ジュヌが3安打1打点と活躍。4年連続でポストシーズン進出に失敗した8位ロッテは、シーズン途中の5月、成績不振を理由にホ・ムンフェ監督が解任されるも外国人のサットン監督のもとある程度の巻き返しに成功した。一方先発ケリーが6回途中4失点で降板したLGは引き分け1つを挟む連勝が3で止まり3位が確定し、3年連続で進出を決めていたポストシーズンでは準プレーオフからの出場となった。

 

 

トゥサン 5-3 ハンファ  (大田)

(勝)イ・ヒョンスン 5勝1敗  (セーブ)ホン・ゴンヒィ 6勝6敗3S  (敗)チャン・ミンジェ 2敗

本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 27号

 トゥサンは1回表にハンファの先発チャン・ミンジェから4番キム・ジェファンの2試合連続本塁打で2点を先制した。ハンファは1回裏にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから4番キム・テヨンのタイムリーで1点を返した。トゥサンは3回表に5番ヤン・ソックァンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは4回表にハンファの2番手の大卒新人ペ・ドンヒョンからチャンスを作ると、代わったハンファの3番手ユン・デギョンから2番フェルナンデスの内野ゴロの間に1点を追加した。ハンファは4回裏にキム・テヨンと6番イ・ソンゴンのタイムリーで2点を返した。トゥサンの2番手イ・ヒョンスンは5回裏まで無失点に抑えた。ハンファの4番手ユン・ホソルは6回表途中まで追加点を与えなかった。

 トゥサンの3番手キム・ガンニュルは6回裏を無失点に抑えた。ハンファの5番手チュ・ヒョンサンは7回表に追加点を与えなかった。トゥサンの4番手の高卒新人チェ・スンヨンは7回裏を無失点に抑えた。トゥサンは8回表にハンファの6番手キム・ジョンスから8番カン・スンホの犠牲フライで1点を追加した。ハンファの7番手チョン・ウラムは9回表に追加点を与えなかった。トゥサンの5番手ホン・ゴンヒィは9回裏まで無失点に抑え、トゥサンが勝利し4位が確定、7年連続進出を決めていたポストシーズンでは11月1日のワイルドカード決定戦から出場し5位キウムと対戦することになった。ハンファは引き分け1つを挟み6連敗で2021年シーズンを終了した。チーム初の外国人監督であるスべロ監督のもと2年連続最下位で終わったが、課題である世代交代については一定の成果が見られた。  

 

 

キウム 6-1 キア  (光州)

(勝)ヨキシュ 16勝9敗  (敗)タカハシ 1勝3敗

本塁打) キウム :  イ・ジョンフ 7号  キア : ハン・スンテク 3号

 キウムは2回表にキアの先発タカハシから8番パク・トンウォンと9番ピョン・サングォンのタイムリー、相手の暴投、2番キム・ヘェソンの犠牲フライ、3番イ・ジョンフの本塁打で5点を先制した。キアは3回裏にキウムの先発ヨキシュから7番ハン・スンテクの本塁打で1点を返した。キアの2番手イ・ジュニョンは6回表まで追加点を与えなかった。キアの3番手コ・ヨンチャンは7回表に追加点を与えなかった。キウムの2番手キム・テフンは7回裏を無失点に抑えた。キウムは8回表にキアの4番手チョン・サンヒョンからチャンスを作ると、代わったキアの5番手キム・ヒョンジュンからイ・ジョンフのタイムリーで1点を追加した。

 キウムの3番手キム・ジェウンは8回裏、4番手チョ・サンウは9回裏をを無失点に抑え、キウムがレギュラーシーズン最終戦で5位に浮上し4年連続ポストシーズン進出を決め、11月1日からのワイルドカード決定戦から出場し4位トゥサンと対戦することになった。6回を1失点に抑えたヨキシュは最多勝タイの16勝目。キウム打線ではイ・ジョンフが3安打1本塁打2打点と活躍。先発タカハシが5回途中5失点で降板した9位キアは3年連続ポストシーズン進出失敗と低迷が続くも、韓国で2年目を迎えた外国人監督のウィリアムス監督によって着実に世代交代が進められ今後に期待を持たせた。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(全日程終了)

           試合   勝    敗   分    勝率

1.KT     144  76  59  9   .563

1.サムソン   144  76  59  9      .563

3.LG     144  72  58  14  .554

4.トゥサン   144  71  65  8   .522

5.キウム    144  70  67  7   .511

6.SSG    144  66  64  14  .508

7.NC     144  67  68  9   .496

8.ロッテ       144    65     71     8      478

9.キア        144    58     76       10     .433

10.ハンファ      144    49       83     12    .371

 

 (文責 : ふるりん