DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.1) 結果

首位KT4連敗  イ・デホ(ロッテ)、個人通算2000安打達成

 

KT 3-4 ロッテ (釜山・社稷ダブルヘッダー第1戦)

(勝)チェ・ジュニョン 3勝1敗1S  (セーブ)キム・ウォンジュン 3勝4敗29S  (敗)イ・デウン 2勝1敗1S

本塁打) KT : ユ・ハンジュン 2号

 ロッテは2回裏にKTの先発コ・ヨンピョから7番ハン・ドンヒィと8番マチャドのタイムリーで3点を先制した。KTは3回表にロッテの先発パク・セウンから4番ユ・ハンジュンの本塁打で3-3の同点に追いついた。ロッテの3番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)は4回裏にライト線付近へのヒットでプロ野球史上14人目となる韓国での個人通算2000安打を16年目で達成した。KTの2番手パク・シヨンは7回裏を無失点に抑えた。

 ロッテの2番手チェ・ジュニョンは8回表まで無失点に抑えた。ロッテは8回裏にKTの3番手イ・デウン(元千葉ロッテ)から7番ハン・ドンヒィのタイムリーで1点を勝ち越した。ロッテの3番手キム・ウォンジュンは9回表を無失点に抑え、8位ロッテが勝利した。首位KTは3連敗。

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イ・デホ(ロッテ)は韓国での通算2000安打達成 https://www.spotvnews.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=445328

 

 

KT 2-3 ロッテ (釜山・社稷ダブルヘッダー第2戦)

(勝)イ・インボク 2勝  (セーブ)キム・ウォンジュン 3勝4敗30S  (敗)オム・サンベク 3勝1敗

本塁打) ロッテ : ハン・ドンヒィ 14号

 ロッテは2回裏にKTの先発オム・サンベクから7番ハン・ドンヒィのタイムリーで1点を先制した。KTは4回表にロッテの先発イ・インボクから6番ホ・ドファンのタイムリーで1-1の同点に追いつくと、7番シン・ボンギの併殺打の間に2-1と逆転した。ロッテは4回裏にハン・ドンヒィの本塁打で3-2と逆転した。ロッテの2番手キム・ドギュは6回表を無失点に抑えた。ロッテの3番手の高卒新人キム・ジヌクと4番手ク・スンミンは7回表を無失点に抑えた。KTの2番手チョ・ヒョヌは7回裏途中から登板し3番手パク・シヨンに交代した。

 ロッテの4番手フランコは8回表を無失点に抑えた。KTの4番手キム・ジェユンは8回裏まで追加点を与えなかった。ロッテの5番手キム・ウォンジュンは9回表を無失点に抑え、8位ロッテが勝利し3連勝となった。6回途中まで2失点に抑えたイ・インボクは2勝目。キム・ウォンジュンはプロ9年目にして初のシーズン30セーブ達成。ロッテ打線ではハン・ドンヒィが1本塁打3打点と活躍。先発オム・サンベクが7回途中まで3失点に抑えるも首位KTは4連敗。KT打線では1番カン・ベッコが3安打と活躍。

 

 

ハンファ 8-2 サムソン  (大邱

(勝)キム・ミヌ 12勝9敗  (敗)ウォン・テイン 13勝6敗

本塁打) ハンファ : ノ・シファン 17号

 ハンファは1回表にサムソンの先発ウォン・テインから4番ノ・シファンの本塁打で2点を先制し、2回表に8番の大卒新人チャン・ジスンのタイムリーで1点を追加、3回表に5番ぺレスの内野ゴロと相手のエラーの間に2点を追加した。ハンファは7回表にサムソンの2番手ムン・ヨンイクから相手の暴投と6番イ・ソンゴンのタイムリーで3点を追加した。サムソンは7回裏にハンファの先発キム・ミヌから代打キム・ホジェの犠牲フライ、代わったハンファの2番手ユン・デギョンから2番ク・ジャウクのタイムリーで計2点を返した。

 サムソンの3番手イ・サンミンは8回表、4番手ホン・ジョンウは9回表に追加点を与えなかった。ハンファの3番手シン・ジョンナクと4番手ファン・ヨングクは9回裏を無失点に抑え、最下位ハンファが勝利した。7回途中まで2失点に抑えたキム・ミヌは12勝目。2位サムソンでは先発ウォン・テインが6回6失点で降板した。

 

 

トゥサン 2-0 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ミランダ 13勝5敗  (セーブ)キム・ガンニュル 2勝17S  (敗)イム・チャンギュ 1勝6敗

 トゥサンは6回表にLGの先発イム・チャンギュと2番手チン・ヘスからチャンスを作ると、代わったLGの3番手チョン・ウヨンから5番ヤン・ソックァンのタイムリーで2点を先制した。トゥサンの先発ミランダ(元福岡ソフトバンク)は7回裏まで無失点に抑えた。LGの4番手チェ・ソンフンは8回表途中まで追加点を与えなかった。

 トゥサンの2番手ホン・ゴンヒィは8回裏を無失点に抑えた。LGの5番手ペク・スンヒョンは9回表まで追加点を与えなかった。トゥサンの3番手キム・ガンニュルは9回裏を無失点に抑え、4位トゥサンが完封リレーで勝利した。ミランダは最多勝争いトップタイの13勝目。先発イム・チャンギュが6回途中まで2失点に抑えるも、打線が沈黙した3位LGは引き分け1つを挟んでの連勝が4で止まった。

 

 

キウム 0-6 キア  (光州)

(勝)タカハシ 1勝  (敗)チェ・ウォンテ 8勝9敗

 キアは2回裏にキウムの先発チェ・ウォンテから8番ハン・スンテクの内野ゴロの間に1点を先制すると、9番パク・チャンホのタイムリーで1点を追加した。キアは3回裏にキウムの2番手ユン・ジョンヒョンから8番ユ・ミンサンへの押し出しの四球で1点、4回裏にキウムの3番手キム・ドンヒョクから4番リュ・ジヒョクと5番タッカーのタイムリーで3点を追加した。キアの先発の新外国人タカハシは6回表まで無失点に抑えた。

 キアの2番手ソ・ドグォンは7回表を無失点に抑えた。キウムの4番手の高卒新人キム・ジュンヒョンは7回裏まで追加点を与えなかった。キウムの5番手パク・チュソンは8回裏に追加点を与えなかった。キアの3番手キム・ヒョンジュンは9回表まで無失点に抑え、9位キアが勝利し3連敗から脱出した。タカハシは韓国初勝利。5位キウムでは先発チェ・ウォンテが3回途中3失点で降板し打線が沈黙した。

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タカハシ(キア)は6回無失点で韓国初勝利 https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202110020100010430000491&servicedate=20211001

 

 

SSG 3-3 NC  (昌原)

本塁打) SSG : オ・テゴン 6号

 NCは2回裏にSSGの先発の高卒新人チョ・ビョンヒョンから1番チェ・ジョンウォンのタイムリーで2点を先制しチョ・ビョンヒョンをノックアウトした。SSGは3回表にNCの先発パーソンズから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を返した。NCは4回裏にSSGの2番手オ・ウォンソクからチェ・ジョンウォンのタイムリーで1点を追加した。SSGは5回表に5番ハン・ユソムのタイムリーで1点を返した。NCの2番手イム・チャンミンは6回表を無失点に抑えた。SSGの3番手の大卒新人チャン・ジフンは6回裏まで追加点を与えなかった。SSGの4番手キム・テフンは7回裏に追加点を与えなかった。

 NCの3番手キム・ヨンギュは8回表途中まで無失点に抑えた。SSGは8回表にNCの4番手ウォン・ジョンヒョンから7番オ・テゴンの本塁打で3-3の同点に追いついた。NCの5番手ホン・ソンミン、6番手ソン・ジョンウク、7番手ムン・ギョンチャンは8回表に勝ち越し点を与えなかった。SSGの5番手ソ・ジニョンは8回裏途中まで無失点に抑えた。NCの8番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑えた。SSGの6番手キム・テッキョンは9回裏まで無失点に抑え、同率6位どうしの試合は9回を終えて同点だったが規定により引き分けとなった。3連勝中の6位NCではチェ・ジョンウォンが3打点と活躍。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(10月1日時点)

            試合   勝   敗   分   勝率

1.KT     121  68  48  5      .586

2.サムソン   124  65  51  8   .560

3.LG     116  62  49  5   .559

4.トゥサン   118  59  54  5   .522

5.キウム    123  60  58  5   .508

6.NC     118  56  57  5   .496

6.SSG    123  56  57  10  .496

8.ロッテ       122    56     62    4      .475

9.キア        117    45     66       6      .405

10.ハンファ     124     45       70     9      .391

 

 (文責 : ふるりん