DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.30) 結果

3位LG4連勝  NC3連勝でSSGと同率6位

 

KT 4-8 ロッテ (釜山・社稷

(勝)ストレイリー 8勝11敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 3勝4敗28S  (敗)ペ・ジェソン 9勝7敗

 ロッテは1回裏にKTの先発ペ・ジェソンから4番チョン・ジュヌと6番チョン・フンのタイムリーで2点を先制し、3回裏に5番アン・チホン、8番チ・シワン、9番マチャドのタイムリーで4点、4回裏に3番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を追加した。ロッテの先発ストレイリーは6回表まで無失点に抑えた。ロッテは6回裏にKTの2番手アン・ヨンミョンから5番アン・チホンの犠牲フライで1点を追加した。KTは7回表にロッテの2番手フランコから9番チョ・ヨンホのタイムリーで2点を返した。

 KTの3番手キム・ミンスは7回裏に追加点を与えなかった。ロッテの3番手ク・スンミンは8回表を無失点に抑えた。KTの4番手イ・チャンジェは8回裏に追加点を与えなかった。KTは9回表にロッテの4番手ホン・ミンギと5番手イ・ガンジュンからチャンスを作ると、代わったロッテの6番手キム・ウォンジュンから5番ホイングの内野ゴロの間に1点を返したが、8位ロッテが勝利した。ストレイリーは8勝目。ロッテ打線ではイ・デホとチョン・ジュヌが3安打1打点と活躍。首位KTでは先発ペ・ジェソンが4回途中7失点で降板した。

 

 

ハンファ 2-6 サムソン  (大邱

(勝)ブキャナン 13勝5敗  (セーブ)オ・スンファン 2敗36S  (敗)キンガム 10勝6敗

本塁打) サムソン : キム・サンス 3号、オ・ジェイル 23号

 ハンファは2回表にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から5番ぺレスのタイムリーなどで2点を先制した。サムソンは2回裏にハンファの先発キンガムから9番キム・サンスの本塁打で2-2の同点に追いつき、3回裏に3番オ・ジェイルのタイムリーで3-2と逆転した。サムソンは5回裏にオ・ジェイルの2試合連続本塁打で1点を追加した。ハンファの2番手の大卒新人ペ・ドンヒョンは6回裏に追加点を与えなかった。サムソンは7回裏にハンファの3番手キム・ギタクからオ・ジェイルの犠牲フライ、代わったハンファの4番手オ・ドンウクから途中出場の4番キム・ホンゴンのタイムリーで計2点を追加した。

 サムソンの2番手シム・チャンミンは8回表から登板し途中で3番手チェ・ジグァンに交代した。ハンファの5番手ユン・サンフムと5番手イム・ジュンソプは8回裏に追加点を与えなかった。サムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)は9回表まで無失点に抑え、2位サムソンが勝利した。7回を2失点に抑えたブキャナンは最多勝争いトップタイの13勝目。サムソン打線ではオ・ジェイルが1本塁打3打点、2番ク・ジャウクが3安打と活躍。最下位ハンファでは先発キンガムが5回4失点で降板した。

 

 

トゥサン 4-12 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)チェ・ソンフン 1勝1敗  (敗)ロケット 9勝9敗

 LGは1回裏にトゥサンの先発ロケットから3番ソ・ゴンチャンと4番チェ・ウンソンのタイムリーで2点を先制し、2回裏に1番ホン・チャンギのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは3回表にLGの先発イ・ウチャンから9番パク・セヒョクの犠牲フライ、1番ホ・ギョンミンのタイムリーで2点を返した。LGの2番手ペク・スンヒョンは無失点に抑えた。トゥサンは3回表にLGの3番手イ・ミンホからチャンスを作ると、代わったLGの4番手チェ・ソンフンから8番チョン・スビンへの押し出しの四球、パク・セヒョクの内野ゴロの間に4-3と逆転した。LGは4回裏に9番ムン・ボギョンとホン・チャンギのタイムリーで5-4と逆転しロケットをノックアウトすると、代わったトゥサンの2番手イ・ヒョンスンから2番キム・ヒョンスの犠牲フライで1点を追加した。

 LGの5番手チン・ヘスは5回表から登板した。LGは5回裏にトゥサンの3番手キム・ミョンシンから相手のエラー、代わったトゥサンの4番手クォン・ヒィからムン・ボギョンのタイムリーで2点を追加した。トゥサンの5番手の高卒新人チェ・スンヨンは追加点を与えなかった。LGの6番手イ・ジョンヨンは6回表まで無失点に抑えた。LGは6回裏にトゥサンの6番手イ・スンジンから途中出場の5番ク・ボンヒョクの犠牲フライで1点を追加した。LGの7番手キム・デユは7回表を無失点に抑えた。LGは7回裏にキム・ヒョンスの犠牲フライで1点を追加した。LGの8番手イ・サンヨンは8回表を無失点に抑えた。

 LGは8回裏にトゥサンの7番手イ・ギョフンから途中出場の8番キム・ヨンウィの犠牲フライで1点を追加した。LGの9番手チェ・ジソンは9回表を無失点に抑え、3位LGが勝利し引き分け1つを挟み4連勝となった。チェ・ソンフンは2016年9月以来の勝利。LG打線ではムン・ボギョンが3安打2打点と活躍。4位トゥサンでは先発ロケットが4回途中6失点で降板した。

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ムン・ボギョン(LG)は4回裏の同点タイムリーなど3安打2打点 http://www.sportsseoul.com/news/read/1065904?ref=naver

 

 

キウム 2-0 キア  (光州)

(勝)アン・ウジン 5勝7敗  (セーブ)キム・テフン 4勝2敗9S  (敗)ユン・ジュンヒョン 3勝3敗

 キウムは1回表にキアの先発ユン・ジュンヒョンから4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を先制した。キウムの先発アン・ウジンは6回裏まで無失点に抑えた。キウムは7回表にキアの2番手チョン・サンヒョンから2番キム・ヘェソンのタイムリーで1点を追加した。キウムの2番手イ・スンホは7回裏を無失点に抑えた。キアの3番手コ・ヨンチャンは8回表に追加点を与えなかった。

 キウムの3番手キム・ジェウンは8回裏を無失点に抑えた。キアの4番手ソ・ドグォンと5番手イ・ジュニョンは9回表に追加点を与えなかった。キウムの4番手キム・テフンは9回裏を無失点に抑え、5位キウムが完封リレーで勝利した。アン・ウジンは5勝目。キウム打線ではパク・ピョンホが4安打1打点と活躍。先発ユン・ジュンヒョンが6回を1失点に抑えるも打線が沈黙した9位キアは3連敗。

 

 

SSG 2-6 NC  (昌原)

(勝)ルチンスキー 13勝8敗  (セーブ)イ・ヨンチャン 3敗9S  (敗)イ・テヤン 5勝9敗

本塁打) SSG : ハン・ユソム 25号、チェ・ジョン 29号  NC : アルテール 25号、ナ・ソンボム 29,30号、ヤン・ウィジ 25号

 NCは2回裏にSSGの先発イ・テヤンから5番アルテールの本塁打で1点を先制し、3回裏に2番キム・ギファンのタイムリー、3番ナ・ソンボムの本塁打で3点を追加した。SSGは4回表にNCの先発ルチンスキーから5番ハン・ユソムの本塁打で1点を返した。NCは5回裏にナ・ソンボムの2打席連続本塁打、4番ヤン・ウィジの2者連続本塁打で2点を追加した。NCの2番手キム・ヨンギュは6回表、3番手イム・チャンミンは7回表を無失点に抑えた。

 SSGの2番手オ・ウォンソクは7回裏に追加点を与えなかった。SSGは8回表にNCの4番手キム・ジンソンから3番チェ・ジョンの本塁打で1点を返した。SSGの3番手ソ・ドンミンは8回裏を無失点に抑えた。NCの5番手ホン・ソンミンと6番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑え、NCが勝利し3連勝でSSGと同率6位に並んだ。5回を1失点に抑えたルチンスキーは最多勝争いトップタイの13勝目。NC打線ではナ・ソンボムが2本塁打3打点と活躍。SSGでは先発イ・テヤンが6回6失点で降板した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月30日時点)

            試合   勝   敗   分  勝率

1.KT     119  68  46  5     .596

2.サムソン   123  65  50  8  .565

3.LG     115  62  48  5  .564

4.トゥサン   117  58  54  5  .518

5.キウム    122  60  57  5  .513

6.NC     117  56  57  4  .496

6.SSG    122  56  57  9  .496

8.ロッテ       120    54     62    4     .466

9.キア        116    44     66       6     .400

10.ハンファ     123    44        70     9     .386

 

 (文責 : ふるりん