キウムヒーローズは9月4日、2021年シーズンの外国人選手として契約していたジェイク・ブリガム投手(33)を任意脱退選手として公示した。これによりブリガムは今後1年間キウムを含む韓国のどの球団とも契約できず、それ以降は他球団と契約する場合でも前所属球団キウムの許可が必要である。
アメリカ合衆国出身の右腕ブリガム(元東北楽天)は2017年シーズン途中の5月よりネクセン(2019年よりキウム)ヒーローズと契約し、2019年まで3年連続10勝以上を記録、2020年シーズン終了後に再契約は結ばれず退団となった。2021年シーズンは当初台湾プロ野球・味全と契約するも5月よりキウムと再び契約した。その後10試合に登板し7勝3敗、防御率2.95の成績を残したが、2020年東京オリンピックなどによりレギュラーシーズンが8月9日まで中断されることになったため、7月12日に家庭の事情で帰国した。しかし家族の健康状態が思わしくないことから韓国への再入国が難しくなったため、任意脱退選手としてキウムを退団することになった。韓国での5年間の通算成績は114試合に登板、50勝26敗1ホールド、防御率3.63。
(文責 : ふるりん)