ハンファのイ・ソンヨル内野手(37)は8月28日、現役引退を発表した。今後は二軍選手中心のフューチャースリーグの戦力分析担当となる。
左打者のイ・ソンヨルは高校卒業後の2003年にLGへ入団、捕手から外野手に転向した。2005年に一軍で102試合に出場したが定着できず、2008年シーズン途中の6月にLGへトレードで移籍した。2010年は24本塁打を記録するも、2012年シーズン途中の7月にネクセン(現キウム)へ移籍した。
2014年シーズン終了後に初めてFAとなりネクセンと再契約したが、2015年シーズン途中の4月に自身3度目のトレードでハンファへ移籍した。2018年には34本塁打、102打点と自己最高の成績を残し、一塁や指名打者としての出場が増えた。2019年シーズン終了後に2度目のFAとなり2020年より2年契約を結んでいたが世代交代により出場機会が減少し、2021年シーズンは8月27日までに46試合に出場、打率,210、2本塁打、20打点、1盗塁の成績だった。プロ19年間の通算成績は1506試合に出場、打率.253、1047安打、190本塁打、698打点、63盗塁。
(文責 : ふるりん)