DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.20) 結果

3位サムソン3連勝  NC4位に浮上  

 

KT 5-4 ロッテ   (釜山・社稷

(勝)オム・サンベク 1勝  (セーブ)キム・ジェユン 4勝2敗23S  (敗)ストレイリー 6勝9敗

本塁打) KT : ペ・ジョンデ 6号

  KTは2回表にロッテの先発ストレイリーから8番ホ・ドファンと9番の大卒新人クォン・ドンジンのタイムリー、1番チョ・ヨンホと2番ファン・ジェギュンの犠牲フライで4点を先制した。KTは3回表に6番ペ・ジョンデの本塁打で1点を追加した。ロッテは4回裏にKTの先発オム・サンベクから1番チュ・ジェヒョンのタイムリーで2点を返した。ロッテの2番手キム・ドギュは6回表、3番手カン・ユングと4番手チン・ミョンホは7回表に追加点を与えなかった。KTの2番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は7回裏まで無失点に抑えた。

 ロッテの5番手パク・チンヒョンは8回表に追加点を与えなかった。ロッテは8回裏にKTの3番手チュ・グォンから9番マチャドのタイムリーで1点を返した。ロッテの6番手ナ・ギュナンは追加点を与えなかった。ロッテは9回裏にKTの4番手キム・ジェユンから7番ハン・ドンヒィのタイムリーで1点を返したが、首位KTが勝利した。5回を2失点に抑えたオム・サンベクは2019年5月以来の勝利。8位ロッテでは先発ストレイリーが5回5失点で降板した。

 

 

LG 3-8 NC  (昌原)

(勝)キム・ヨンギュ 4勝2敗  (セーブ)イ・ヨンチャン 2S   (敗)ソン・ジュヨン 1敗

本塁打) LG : イ・ジェウォン 2号  NC : ナ・ソンボム 21号 

 NCは1回裏にLGの先発ソン・ジュヨンから3番ナ・ソンボムの内野ゴロの間に1点を先制した。LGは5回表にNCの先発パーソンズから7番イ・ジェウォンの本塁打で1-1の同点に追いついた。NCは6回裏にナ・ソンボムの本塁打で1点を勝ち越すと、代わったLGの2番手イ・ジョンヨンから途中出場の7番チョン・ミンスのタイムリーで2点を追加した。NCの2番手キム・ヨンギュは7回表途中まで無失点に抑え、3番手リュ・ジヌクに交代した。NCは7回裏にLGの3番手イ・サンヨンから4番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を追加した。

 NCの4番手ホン・ソンミンは8回表を無失点に抑えた。NCは8回裏にLGの4番手キム・テヒョンからチャンスを作ると、代わったLGの5番手チェ・ソンフンから途中出場の1番ユン・ヒョンジュンの犠牲フライ、2番パク・チュニョンのタイムリーで3点を追加した。LGは9回表にNCの5番手イ・ウソクから8番キム・ジェソンの犠牲フライ、途中出場の9番の高卒新人イ・ヨンビンのタイムリーで2点を返したが、NCの6番手イ・ヨンチャンが無失点に抑えNCが勝利し4位に浮上した。2位LGでは先発ソン・ジュヨンが6回途中3失点で降板した。LG打線では1番ホン・チャンギが3安打と活躍。

 

 

SSG 2-3 サムソン   (大邱

(勝)ウォン・テイン 11勝4敗  (セーブ)オ・スンファン 2敗28S  (敗)イ・テヤン 4勝4敗

本塁打) サムソン : ピレラ 22号、カン・ミンホ 12号

 SSGは1回表にサムソンの先発ウォン・テインから3番チェ・ジョンの犠牲フライで1点を先制し、4回表に6番パク・ソンハンのタイムリーで1点を追加した。サムソンは5回裏にSSGの先発イ・テヤンから2番ピレラ(元広島)の本塁打で2-2の同点に追いつき、6回裏に4番カン・ミンホの本塁打で3-2と逆転した。サムソンの2番手チェ・ジグァンは7回表を無失点に抑えた。SSGの2番手の大卒新人チャン・ジフンは7回裏から登板した。

 サムソンの3番手の高卒新人イ・スンヒョン(背番号54)と4番手ウ・ギュミンは8回表を無失点に抑えた。SSGの3番手キム・テッキョンは8回裏まで追加点を与えなかった。サムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)は9回表を無失点に抑え、3位サムソンが勝利し3連勝となった。6回を2失点に抑えたウォン・テインは最多勝トップタイの11勝目。先発イ・テヤンは6回を3失点に抑えるも打線の援護に恵まれなかったSSGは5位に後退。

 

 

キウム 2-3 キア  (光州)

(勝)イ・ジュニョン 1勝1敗1S  (セーブ)チョン・ヘヨン 5勝4敗17S   (敗)キム・ソンミン 2勝2敗1S

本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 8号 

 キウムは5回表にキアの先発の高卒新人イ・ウィリから3番の新外国人クレイグの犠牲フライで1点を先制し、6回表にキアの2番手ホン・サンサムから8番イ・ジヨンの内野ゴロの間に1点を追加した。キウムの先発チョン・チャンホンは6回裏まで無失点に抑えた。キアの3番手イ・ジュニョンは7回表に追加点を与えなかった。キアは7回裏にキウムの2番手キム・ソンミンから4番チェ・ヒョンウの本塁打で2-2の同点に追いつくと、代わったキウムの3番手キム・テフンから6番キム・ミンシクのタイムリーで3-2と逆転した。

 キアの4番手チャン・ヒョンシクは8回表を無失点に抑えた。キウムの4番手の高卒新人チャン・ジェヨンは8回裏を無失点に抑えた。キアの5番手チョン・ヘヨンは9回表を無失点に抑え、8位キアが勝利した。イ・ジュニョンは2019年3月以来の勝利。キウムは3連敗で6位に後退。

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イ・ジュニョン(キア)は2019年3月以来の勝利 https://www.yna.co.kr/view/PYH20210820157100054?input=1196m

 

 

ハンファ 1-9 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)ミランダ 9勝4敗  (敗)チャン・シファン 9敗

 トゥサンは1回裏にハンファの先発チャン・シファンから2番パク・ケェボムと3番フェルナンデスのタイムリーで2点を先制し、5回裏にパク・ケェボムと4番キム・ジェファンのタイムリーで2点を追加した。トゥサンの先発ミランダ(元福岡ソフトバンク)は7回表まで無失点に抑えた。ハンファの2番手キム・ボムスは7回裏に追加点を与えなかった。ハンファは8回表にトゥサンの2番手ホン・ゴンヒィと3番手チャン・ウォンジュンからチャンスを作ると、代わったトゥサンの4番手キム・ミョンシンから2番チェ・ジェフンの犠牲フライで1点を返した。

 トゥサンは8回裏にハンファの3番手シン・ジフからチャンスを作ると、代わったハンファの4番手ユン・ホソルから途中出場の9番パク・セヒョクと1番パク・コヌのタイムリー、さらに代わったハンファの5番手イ・スングァンからキム・ジェファンのタイムリーで計5点を追加した。トゥサンの5番手パク・ウンは9回表を無失点に抑え、7位トゥサンが勝利した。ミランダは9勝目。トゥサン打線ではキム・ジェファンが3打点、パク・コヌが3安打1打点と活躍。先発チャン・シファンが6回4失点で降板した最下位ハンファは3連敗。

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(8月20日時点)

            試合  勝   敗   分  勝率

1.KT     85  50  34  1     .595

2.LG     84  47  36  1  .566

3.サムソン   89  49  39  1  .557

4.NC     83  41  38  4  .519

5.SSG    88  44  41  3  .518

6.キウム    89  46  43  0  .517

7.トゥサン   82  39  42  1  .481

8.ロッテ       86    38     47     1     447

9.キア        82  35    44     3     .443

10.ハンファ      88    30    55     3     .353

 

 (文責 : ふるりん