DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.15) 結果

首位KT3連勝  

 

サムソン 4-6 KT   (水原)

(勝)イ・デウン 1勝  (セーブ)キム・ジェユン 4勝1敗22S  (敗)イ・スンヒョン  2敗

本塁打) KT : ファン・ジェギュン 8号、チャン・ソンウ 12号

 サムソンは1回表にKTの先発コ・ヨンピョから4番オ・ジェイルと5番イ・ウォンソクのタイムリーで2点を先制した。KTは2回裏にサムソンの先発の高卒新人イ・ジェヒィから9番シム・ウジュンのタイムリーで1点を返すと、3回裏に2番ファン・ジェギュンの本塁打で2-2の同点に追いついた。サムソンの2番手シム・チャンミンは4回裏途中まで無失点に抑え、3番手イ・サンミンに交代した。サムソンは6回表に8番キム・ミンスのタイムリーで4-2と2点を勝ち越し、4番手チャン・ピルジュンは6回裏まで無失点に抑えた。

 KTの2番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は7回表を無失点に抑えた。KTは7回裏にサムソンの5番手の高卒新人イ・スンヒョン(背番号54)から3番カン・ベッコの2点タイムリー、4番の新外国人ホイングの犠牲フライで5-4と逆転した。代わったサムソンの6番手ウ・ギュミンは追加点を与えなかった。KTの3番手チュ・グォンは8回表を無失点に抑えた。KTは8回裏にサムソンの7番手チェ・ジグァンから8番チャン・ソンウの3試合連続本塁打で1点を追加した。サムソンの8番手オ・スンファン(元阪神)は追加点を与えなかった。

 KTの4番手キム・ジェユンは9回表を無失点に抑え、首位KTが3連勝となった。イ・デウンは2019年8月以来の勝利。細かい継投でリードを守ろうとしたが失敗した3位サムソンは3連敗。

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2019年8月以来の勝利をあげたKTのイ・デウン https://www.xportsnews.com/?ac=article_view&entry_id=1461708

 

 

ロッテ 1-7 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ケリー 7勝4敗  (敗)ストレイリー 6勝8敗 

 LGは2回裏にロッテの先発ストレイリーから9番の高卒新人イ・ヨンビンのタイムリー、3番ソ・ゴンチャンのキウムからの移籍後初打点となるタイムリーで3点を先制し、3回裏にイ・ヨンビンのタイムリーで1点を追加した。ロッテの2番手ナ・ギュナンは5回裏まで追加点を与えなかった。LGの先発ケリーは7回表まで無失点に抑えた。LGは7回裏にロッテの3番手キム・ドギュから1番ホン・チャンギのタイムリー、代わったロッテの4番手チン・ミョンホから2番ムン・ボギョンのタイムリーで計3点を追加した。

 ロッテは8回表にLGの2番手チン・ヘスから1番マチャドのタイムリーで1点を返した。ロッテの5番手チェ・ジュニョンは8回裏に追加点を与えなかった。LGの3番手イ・ジョンヨンは9回表を無失点に抑え、2位LGが勝利した。ケリーは7勝目。LG打線ではホン・チャンギが4安打2打点と活躍。8位ロッテでは先発ストレイリーが3回4失点で降板した。

 

 

トゥサン 1-8 キウム   (ソウル・高尺)

(勝)ヨキシュ 11勝5敗  (敗)ロケット 7勝5敗

本塁打) トゥサン : ヤン・ソックァン 19号  キウム : パク・ピョンホ 12号

 キウムは1回裏にトゥサンの先発ロケットから3番ソン・ソンムンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは2回表にキウムの先発ヨキシュから5番ヤン・ソックァンの本塁打で1-1の同点に追いついた。キウムは5回裏に6番パク・ピョンホの本塁打で2-1と勝ち越し、6回裏に5番の新外国人クレイグと7番ピョン・サングォンのタイムリーで3点を追加しロケットをノックアウトした。

 キウムは7回裏にトゥサンの2番手ヒョン・ドフンから2番キム・ヘェソンのタイムリー、4番パク・トンウォンの犠牲フライ、パク・ピョンホのタイムリーで3点を追加した。キウムの2番手の高卒新人チャン・ジェヨンは8回表を無失点に抑えた。トゥサンの3番手パク・ウンは8回裏に追加点を与えなかった。キウムの3番手の大卒新人キム・ソンジンは9回表を無失点に抑え、4位キウムが勝利した。7回を1失点に抑えたヨキシュは最多勝トップの11勝目。7位トゥサンでは先発ロケットが6回途中5失点で降板した。



キア 5-10 SSG   (仁川)

(勝)フォント 5勝3敗  (敗)イム・ギヨン 2勝4敗

本塁打) キア : イ・チャンジン 1号  SSG : パク・ソンハン 3号、ハン・ユソム 14号、イ・ヒョンソク 1号

 SSGは1回裏にキアの先発イム・ギヨンから2番ロマック(元横浜DeNA)のタイムリーで1点を先制した。キアは2回表にSSGの先発フォントから7番イ・チャンジンの2019年9月以来となる本塁打で3-1と逆転した。SSGは2回裏に7番パク・ソンハンの本塁打、ロマックのタイムリー、代わったキアの2番手キム・ユシンから5番ハン・ユソムの満塁本塁打、8番キム・ソンヒョンのタイムリーで計8点を奪い逆転した。キアは3回表に4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を返し、3番手ソ・ドグォンは5回裏まで追加点を与えなかった。キアの4番手イ・ジュニョンは6回裏に追加点を与えなかった。

 SSGの2番手パク・ミンホは7回表途中まで無失点に抑えた。キアの5番手ユン・ジョンヒョンは7回裏に追加点を与えなかった。SSGの3番手キム・テッキョンは8回表まで無失点に抑えた。SSGは8回裏にキアの6番キム・ジェヨルから9番イ・ヒョンソクの本塁打で1点を追加した。キアは9回表にSSGの4番手キム・サンスから相手の暴投で1点を返したが、5位SSGが勝利し3連敗から脱出した。5回を4失点に抑えたフォントは5勝目。先発イム・ギヨンが2回途中7失点で降板した9位キアは引き分け2つを挟んでの連勝が8で止まった。

 

 

NC 3-3 ハンファ  (大田)

 ハンファは4回裏にNCの先発カン・テギョンから8番キム・テヨンの2018年8月以来となるタイムリーで2点を先制した。ハンファの先発カーペンターは6回表まで無失点に抑えた。ハンファの2番手ユン・ホソルは7回表、3番手キム・ボムスは8回表を無失点に抑えた。NCでは2番手イ・ウソク、3番手イム・ジョンホ、4番手ホン・サンサムが8回裏に追加点を与えなかった。NCは9回表にハンファの4番手チョン・ウラムから4番ヤン・ウィジのタイムリー、8番キム・テグンの犠牲フライ、代打チェ・ボソンのタイムリーで3-2と逆転した。

 ハンファの5番手イム・ジュンソプは追加点を与えなかった。ハンファは9回裏にNCの5番手ウォン・ジョンヒョンから代打イ・ソンゴンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。試合は9回を終えても同点だったが、規定により2試合連続で引き分けとなった。6位NCでは1番チェ・ジョンウォンが3安打と活躍。引き分け2つを挟み3連敗中の最下位ハンファではキム・テヨンが4安打2打点と活躍。

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(8月15日時点)

            試合  勝   敗   分  勝率

1.KT     81  48  33  0     .593

2.LG     80  46  34  0  .575

3.サムソン   85  46  38  1  .548

4.キウム    86  46  40  0  .535

5.SSG    85  43  39  3  .524

6.NC     80  39  37  4  .513 

7.トゥサン   79  38  41  0  .481

8.ロッテ       83    36     46     1     .439

9.キア        79  33    44     2     .429

10.ハンファ      84  29    52     3     .358

 

 (文責 : ふるりん